明石家さんまVS松本人志「吉本抗争」勃発か
掲載日時 2019年07月17日 18時00分 [芸能] / 掲載号 2019年7月25日号
吉本興業は闇営業騒動で『カラテカ』入江慎也を契約解除、『雨上がり決死隊』宮迫博之、『ロンドンブーツ1号2号』田村亮ら11人に無期限の謹慎処分を下した。その後、発覚した暴力団幹部の宴会に出席していた『スリムクラブ』らに対しても無期限謹慎処分を迅速に発表した。
一連の闇営業スキャンダルに一刻も早く終止符を打ちたい吉本興業の切実な思いが透けて見えてくる。ところが、いまだに漏れ伝わってくるのは「まだ完全に膿を出しきっていない。本番はこれからだ」という証言の数々だ。
「各テレビ局は、日々裏取り情報に追われています。お笑い芸人の闇営業をスクープした『フライデー』が第3、第4弾を準備しているというんです。吉本に確認しても曖昧な答えしか返ってこない。事実、テレビ局や広告代理店が待ち望んでいる『調査の結果、処分を下した芸人を除き、現在、所属する芸人と反社会勢力との交際(闇営業)は一切ありませんでした』のお墨付きコメントがいまだに出ていない。不安でタマらない」(キー局編成マン)
吉本は闇営業トラブルに対し、テレビ番組のスケジュール調整や再編集、さらにはCM、イベントの損害補償なども加わり、推定5億円以上にものぼる違約金を支払わざるを得ない状況になるという。
そうした中、闇営業に重い口を開いたのが『ダウンタウン』松本人志(55)だ。レギュラーを務める『ワイドナショー』(フジテレビ系)で“絶対NO”を突きつけ、報酬を受け取っていながら嘘をついた宮迫らに厳しい意見を浴びせた。
「松本は自分の闇営業は『1ミリもない』と完全否定した上で、宮迫らに『一切、お金が出ずにあれだけのサービスをすることは、僕はないと思う』と切り捨てていた。さらに『お金もらいましたと認めないと、誰も信じてくれないよという意味で、彼らへのメッセージというか、ちょっと、助け舟的なことで僕は言ったつもりだったんですよ。いまいち、伝わってなかった』と改めて闇営業に参加した宮迫らの対応のまずさにアウトを下したんです。可愛がっていたからこそ、裏切られた気持ちで一杯だったようです」(放送作家)
松本は闇営業問題への事態打開のため、自ら吉本に働きかけていたことまで明かした。
「『色々と話を聞いて欲しいと上層部に掛け合ったが、これ以上やったらオレ、邪魔者になる…老害扱いされんちゃうかなと思って、途中で(介入するのは)止めたんよ』と複雑な心境を吐露していた。松本にしては珍しく本音を語っていたと思います。これだけ大問題に発展した闇営業を何とかしたい気持ちはヒシヒシと伝わってきました」(制作スタッフ)
その後、松本に同調するかのように吉本内から『ロンドンブーツ1号2号』の田村淳や千原ジュニア、『中川家』の礼二らが闇営業に手を染めたことを徹底非難。松本と同じく、参加した芸人らを断罪したのだ。
反対に擁護の声を上げたのが、“お笑いモンスター”明石家さんま(64)だった。MCを務める『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で契約解除された入江について「レアなサッカーグッズなどを手に入れてもらったことがあるし、“さんまさん、お願いします”って言うてきたら、俺は絶対に(闇営業に)行ってたよ」と発言した。
続けてさんまは、
「『ギャラを上げてほしい。このままだと生活ができない。お願いだからさんまさんから言ってもらえませんか』って後輩から会社に掛け合ってくれるように依頼されたことも告白していた。『ギャラさえ上がれば、ああいう仕事に行かなくて済む。だからギャラアップをね…』と、闇営業に参加した芸人らは生活のため仕方なかったと、庇ったのです」(業界事情通)
さんま発言に今田耕司も『特盛!よしもと』(読売テレビ)で追従した。
闇営業問題の本質を問うことなく、知り合いだからという個人的事情を背景にした、さんまらの言葉に松本は違和感を覚えたという。
「断言こそしませんが、闇営業を個人的な付き合いで推し量ってはダメだと考えているようです。友達や知り合いだからという事情は社会では通用しない。ダメなものはダメだとハッキリ言わないと問題は解決しない、と」(放送作家)
こうした松本の俯瞰した見解に、当然、面白くないのがさんまだ。
「一般社会の正論を松本に言われてしまい、メンツが潰されてしまったと怒っているというんです。芸風の違いもあるんでしょうが、それぞれ真逆の意見をメディアで発信している。さんまは『アイツは冷たいやつだ』と言い切ったと思えば、『いつの間にか松本くんも偉くなったもんや。吉本の顔やな~』と皮肉を言ったとか言わないとか…。とにかく、2人の意見の食い違いは芸能界に多大な影響を与えかねない」(同)
つまり、さんまと松本が抗争を繰り広げるのではないかとして、周囲はハラハラドキドキしているのだ。
「そもそも、さんまと松本は水と油の関係だと噂されてきた。事実、テレビなどでダウンタウン、あるいは松本がピンでさんまと共演しているケースは数えるほどしかありません。それも大特番のケースのみです。さんまは一度言ったらテコでも動かない。一方の松本も相当の人見知りで頑固を絵に描いたような男。基本的に2人は相容れない性格です」(芸能プロ関係者)
★吉本内にさんま派と松本派
さんま派と松本派に分かれ、所属芸人らも次々と自分の意見を発する中、改めて問われ始めたのが吉本興業の対応。なんと業界注目の“さんまVS松本バトル”がここにきて意外な方向に動き始めているのだ。
「さんまはギャラが安すぎたことが闇営業を引き起こした原因と考えている。一方の松本も、会社に対し芸人らに真摯に向き合うように話したが、相手にされなかった。結果、サジを投げたというわけです。しかし、なんだかんだ言ったところで、吉本を一から構造改革するしか多くの若手芸人を救えないという結論に、さんまも松本も達したようです」(前出・業界事情通)
若手お笑い芸人側の不平不満は多々あるが、
「多くの所属芸人と契約書を交わしていないことがやり玉に挙がっている。働き方改革が浸透する現在、行く行くは強制的な改善が求められるところまできている」(前出・キー局編成マン)
さらに、さんまが後輩芸人らを庇う要因となっているギャラの安さ。
「どこの芸能事務所もそうですが、基本、若手はお笑いの仕事だけで食べていけません。しかも、ギャラの9割が手数料という安さです。テレビ出演するようになった中堅クラスでも6~8割が手数料で持っていかれる。もちろん、仕事を取ってくる吉本の影響力は多分にあるが、それを差し引いても、“もう少しなんとかならんか”とするのがさんまの立場です」(前出・放送作家)
吉本内のドタバタ劇に外部も気が気ではない。とりわけ、ナーバスになっているのが各テレビ局だ。
「まだまだ反社への闇営業などが発覚する可能性は否定できない。吉本の所属芸人全員が身体検査をして“セーフ”という公式見解が出てこない以上、他の事務所に当たるしかない。宮迫や田村亮らのようなリスクはもう勘弁ですから。背景には各テレビ局が吉本興業の主要株主だという事情もある。その数はフジ・メディア・ホールディングスが保有比率12・13%の6万株、日本テレビ、TBS、テレビ朝日が8・09%の4万株、テレビ東京が4・04%の2万株に上る。スポンサーで成り立つ民放局は絶対に反社会的勢力を容認できないんですよ」(テレビ局幹部)
闇営業騒動を受け、テレビ局やイベント主催者の間では、“ホワイトな芸人”へシフトしているという。
「筆頭は『サンドウィッチマン』でしょうね。また、NHK紅白で国民的知名度のある内村光良やリアルに人気のある出川哲朗も捨てがたい。いいか、悪いかは別として、清廉潔白で毒のない芸人が持て囃される時代がきますよ」(編成幹部)
お笑い界も激変か。
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