第46回食品産業功労賞受賞者プロフィル:技術部門=大崎水産・大崎誠一会長

水産加工 特集 2013.11.06 10920号 06面

84年イギリスシーフードショーにて。積極的な世界進出で“オオサキ”ブランドを築いていった

84年イギリスシーフードショーにて。積極的な世界進出で“オオサキ”ブランドを築いていった

 ●広島・草津港から世界へ進出 「オオサキ」ブランド構築  大崎誠一氏は、祖父信一氏が創業し、父である勝一氏が経営するかまぼこ製造業・大崎水産の3代目として47年広島市で生まれた。広島大学で動物学を専攻した後、72年に大崎水産へ入社。以来、勝一氏が製造担当、誠一氏が営業を担当し事業を拡大させてきた。  同社最大の功績は、74年に開発された、かに風味かまぼこ「カニカマ」だ。50年から従来の板かまぼこ製造から特殊珍味かまぼこ製造へとシフトチェンジしていた同社は、マツタケ風味の珍味

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