一行目で俺は転生者ですと言って後は転生者要素なしとか
事あるごとに「やりたい」だの「孕ませたい」だの言うのはまぁ、タイトルから予測できる範疇なので我慢できる。
だが本文の
>この説明を聞いていて、前世の漫画をふと思い出した。
>あれだ、今の状況はドラゴンの騎士に似ている。
>あの主人公の場合は、父親がドラゴンの騎士で生まれたときから竜の紋章を持っていた。
>それで物語後半に父親が死んで、父親のドラゴンの紋章を受け継ぎ、もって生まれたのと合わせて二つの紋章を得る。
>あれ、俺もできるんじゃね?
>今貰った右手に刻まれた勇者の紋章から感じる力、それと似た力が体の奥深くにあるのを感じる。そうか、ずっとこんな力が眠っていたのか。
>その力を引き出す。よし、出てきた、出てきた、それを左手に集めてっと。
>おっ、完成だ。
何だコレは?
30以上の方なら一発でピンと来る人も多いだろうが、完全にダイの大冒険だ。
新人賞でデビューさせる作家に明らかな剽窃表現を許すとか小学舘は乱心したのだろうか。
ラムネ瓶、リベンジャーズハイを読んで今回のガガガ大賞には期待していただけに残念だ。
内容について語るまでも無く面白くないが、正直何故この作品が賞を貰いあまつさえ出版までされたのか理解に苦しむ。
絵師の方への溢れる愛があるのであれば、とっとと続刊を打ち切らせてこの作家と縁を切らせてあげた方が余程為になるだろう。
作者の方には18禁界隈で
「痴情最婬サキュバスさんひもねすしとねで逆ハーレム!?」
みたいな小説を書いてその筆力を徹底的に叩き直して貰った方がいい。
最後にもう一度。
この本が売れることは小学舘にも絵師にも作者にすら利がない。
とっとと回収絶版にするべきであろう。
- フォーマット: Kindle版
- ファイルサイズ: 12746 KB
- 出版社: 小学館 (2019/7/23)
- 販売: 小学館
- 言語: 日本語
- ASIN: B07VD4SN4T
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能): 有効
- Word Wise: 有効にされていません
- おすすめ度: 1 件のカスタマーレビュー
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