中日は19日、右手小指を負傷している高橋周平内野手(25)が、手術はせず、保存療法にして早期復帰を目指すことを発表した。球団によれば、早ければ3週間ほどでスイングが再開できる見込みという。高橋は16日の阪神戦(ナゴヤドーム)で一塁帰塁時に負傷し、右小指橈側(とうそく)側副靱帯(じんたい)断裂と診断されていた。治療方法については手術にするか保存療法でいくかを検討していたが、話し合いを重ねてこのほど、保存療法を選択した。入院が必要な手術を選択した場合は打撃練習再開まで4~5週間を見込んでいたが、保存療法にしたことで、バットを振れるようになるのが2週間ほど早まる見込みだ。順調にいけば8月上旬にも打撃練習を再開。そこから段階を踏んで、順調なら8月中旬から下旬にかけての1軍復帰を目指すことになる。