【芸能・社会】宮迫博之、引退の意向伝える 闇営業問題で吉本興業に2019年7月19日 12時24分
闇営業問題で所属する吉本興業から謹慎処分を受けていたお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)が芸能界を引退する意向を吉本に伝えたことが19日分かった。 一連の騒動は6月6日に発覚。最初に報道した写真誌「フライデー」によると、2014年12月に振り込め詐欺集団が開催した忘年会に、「カラテカ」の入江慎也(42)の誘いで宮迫や「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(47)らが出席した。入江は同4日付で吉本との契約を解消され、同時に宮迫らは厳重注意を受けた。 宮迫らは当初、ギャラの受け取りを否定していたが、同24日に吉本は宮迫らが金を受領していたとして闇営業に関与した11人を当面の謹慎処分とした。宮迫も「間接的ではありますが、金銭を受領していたことを深く反省しております」とコメントを発表した。吉本は今月13日には宮迫が100万円、亮が50万円など受領した報酬額を公表していた。 しかし、闇営業が発覚して以来、宮迫らが会見を開いて直接説明することはなく、吉本所属芸人からも疑問の声が上がっていた。 ◆宮迫博之(みやさこ・ひろゆき) 1970(昭和45)年3月31日生まれ、大阪府出身。吉本興業のタレント養成所・NSC大阪校7期生。89年に蛍原徹とお笑いコンビ「雨上がり決死隊」を結成。テレビ朝日系「アメトーーク!」やTBS系「炎の体育会TV」などコンビでバラエティー番組に出演するほか、個人ではNHK大河ドラマ「龍馬伝」などで俳優としても活動。身長169センチ、体重60キロ。血液型B。 ◆闇営業 タレントが所属事務所を通さずに仕事を請け負いギャラを受け取る営業。「直営業」ともいわれる。事務所を通さないため受け取るギャラが多い。一連の騒動では吉本芸人のほか、別の事務所に所属する「ザブングル」も謹慎処分を受けている。吉本では宮迫や入江のほか、楽しんごも闇営業問題で今春解雇されていたことが判明している。
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