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【グラニュース】

グランパス、ACL劇的進出だ 風間監督が13年川崎時代監督風間超え

2019年7月19日 紙面から

20日のG大阪戦に向けて公式会見する風間監督=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(牧原広幸撮影)

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 名古屋グランパスは18日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開練習した。G大阪戦へ向けて会見した風間八宏監督(57)はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)進出の目標設定は不変だと明言。3位川崎との勝ち点差は10。3位以内にACL出場権が与えられた2008年以降、第19節終了時点から巻き返したチームは、13年の川崎が9差をひっくり返したのが最大。その時の川崎の指揮官こそ風間監督。風間が風間を超えて劇的進出を成し遂げる。

 満員御礼のホーム豊スタが史上最大の逆転劇のスタート地点となる。ACL進出確率0%からの挑戦。風間監督が決意をにじませる。

 「上を意識するのはもちろん大事。ひとつずつ勝っていかないといけない。ゲームを支配しながら、試合を落としている。安定するには、自分たちの技術をそろえないといけない」。練習では指揮官が今季初めて居残り練習のメニューを個別に用意するなど、最善の調整を心掛けてきた。

 負傷したMF米本の分まで闘いたい。17日の練習中、接触プレーで右肘を痛めて救急搬送された米本。一夜明け、クラブは右肘の関節脱臼などで全治3カ月と発表した。闘争心むき出しの絶対的ボランチの長期離脱は痛い。

 嘆いても仕方ない。米本に勝利を届け、シーズン終盤に復帰した際、ACL進出争いを繰り広げているのが、これまでチームを引っ張った米本への恩返し。まずは一丸となってG大阪をたたきつぶす。

 

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