演歌歌手市川由紀乃(43)の大阪・新歌舞伎座での初座長公演が18日、全18公演の千秋楽を迎え、芝居と歌でフィナーレの舞台を飾った=写真。
夢だった座長の大役を果たした市川は「いまの自分ができることを精いっぱいやり切ったと思います。皆さんの応援で素晴らしい景色を見せてもらいました」と、うれし涙を浮かべて“完走”の喜びをかみしめた。
今回は一部の芝居で敬愛する島倉千代子さんの人生を熱演。二部の歌謡ショーでは新曲「雪恋華」など持ち歌を中心に、昭和の名曲なども交えたバラエティー豊かな構成でファンを魅了した。
千秋楽も満員の1400人で埋まった。大きな声援と拍手に市川は「皆さまのおかげで大きな夢をかなえることができました!」と感謝の思いを伝えた。