小説情報

セクシャルマイノリティのバリスタ『新庄明』と、視覚障害者の『高崎晶』。 二人の『あきら』は、ひょんなことから『ギャラリーカフェ』の営業に向けて手を組むことになり……。 世間的に『マイノリティ』とされ、『個人』として認識される前に、様々な記号、分類、属性が先行して見られてしまう人々。上から目線で見ると、痛い目に遭うかもしれません。

多分、死んだ。目覚めると異世界。テンプ……え？なんでみんな俺のこと知ってるんだよ！？ 「異世界から来ました！」「で、昨日の件だが」「だから、さっき異世界から――」「明日の予定だが」 けっして人違いではない、《粒來正輝》の《途中参加の異世界生活》は理不尽ＭＡＸに始まるのでした。 神様のギフトはないけれど、中二っぽい六芒星の刺青が異能をくれるようです。 強い、という次元では済まない「ヤバいやつだ、これ」という異能を弱くする方法を考えたり。転移別れした《魂の伴侶》に再会するため純愛貫いたり。どうせ転移するから目指すは《最強》よりも《必勝→生き残り》。結局、転移はどうしたら止まるんだ？ちょっとずつ謎解きをしていきます。 その先には、数多の異世界を巡って奏でられる壮大な理が……。 ※旧題『異世界が止まらない！！』以降、マイナーチェンジを経て、現タイトルに至ります。

・日常的に使われている「うつ」という軽い表現について、実際の「うつ病者」にとっての「うつ」がどのようなものかということを、日常に即して語ります。

亡き恩師に賜った一言。

幼い子供はよく噛みます。