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小児科医の年収について詳しく解説!

小児科医の年収に興味がある方のための基礎知識

小児科医の画像

小児科医の年収は、平均980万円~1,800万円!

小児科医の年収の平均は、980万円~1,800万円でした。(口コミ調べ)
※複数の小児科医転職サイトを見てみると、東京はだいたい1500万円~3600万円
地方はだいたい1000万円~という求人が多かったです。
平均年収の推移は980万円~1,800万円となっています。
お給料(月収):約81万円

【小児科医はどのくらいいるの?】
厚生労働省の調査では、2012年時点で1万6,340人が従事しています。
外科医師と同水準で、医師全体の構成としては、医師全員100%として、5.7%ほどです。

年齢別年収推移と給与ボーナス推移

各年齢を5歳刻みで年齢による年収や月額給与・ボーナスを算出してみました。

年齢 年収 月額給与 ボーナス
20~24歳 792.3万円 50万円 198.1万円
25~29歳 986.9万円 62万円 246.7万円
30~34歳 1084.2万円 68万円 271.1万円
35~39歳 1237.1万円 77万円 309.3万円
40~44歳 1390.0万円 87万円 347.5万円
45~49歳 1556.8万円 97万円 389.2万円
50~54歳 1668.0万円 104万円 417.0万円
55~59歳 1598.5万円 100万円 399.6万円
60~64歳 1125.9万円 70万円 281.5万円

※平均年収と年齢での年収による比率から独自で算出した結果になっております。
※ボーナスは夏冬合わせた4か月分で算出してます。

小児科医の仕事内容

【小児科医の仕事内容】
内科の年齢区分で、新生児から乳幼児までを幅広く扱う、小児科学の専門医です。
古くから、小児特有の疾患を扱うことで内科から発展した医療です。
外科や、その他の循環器系、整形外科も小児専門科が存在し、小児科はその中で臓器の疾患と、感染症を扱います。

小児科医の推定生涯年収は?

年齢と経験から推測し、40代辺りでピークとなる事を考えると、20代~30代で1億2,000万円、30代~40代で平均1億8,000万円だとすると、3億円~3億7,000万円くらいが、生涯年収となるでしょう。

年収UPするには開業医?

開業医として考えると、内科と小児科を兼業でやることになるため、根本的に初期投資は少ないといえます。
ただし、大規模病院の収容数、施設設備や精密検査を考えると、とても独立ではかなり年収はあげられません。
小児病棟で手術実績の高い病院には、患者は多数訪れるので、大卒後に研修医としてそうした病院に勤められるかが、大きな鍵となりそうです。
特に、新生児集中治療室がある、分娩では実績のある病院などの勤務医が、非常に年収は高いです。
ただし、最近のモンスターペアレントの問題で、かなり精神的に追いやられる医師も多く、過酷であることは特記するべきでしょう。

小児科医になるには?

医師としてまずは国家試験に合格することが先決です。
流れとしては、中学3年生から塾やゼミで勉強し、高校もレベルの高い進学校に入学、6年制医学部のある大学に、とにかく現役合格することを目標にしましょう。
大学では、内科、外科など主要な学科は全て受講し、泌尿器科、婦人科も履修していきます。
国家試験合格後に研修医として、最低限2年間、やはり主要な科で働き、その後、小児科医として専門医としてスタートできます。
要するに、専門は小児科医でも、内科、外科、泌尿器科、産婦人科などの知識もある程度必要ということです。
医師国家試験は、医学部6年間全ての分野の出題があります。

医学部卒業後は、初期臨床研修医として、全科で実際の患者さんに対応し、臨床学習を経験します。
研修医の平均労働時間は、28時間~30時間ほどです。
全ての勉強期間を考えると、中学時代から12年の長い期間があると思ってよいでしょう。

小児科医の求人や募集はどこで探せばいい?

現在、非常に離職者が多く、加えて積極的に小児科になる医師が激減しています。
そのため、大きな病院でも待遇改善で募集をしているところが多いです。
大小様々な医療機関で、求人を見つけることは容易です。

小児科医の不足地域はどのあたりが顕著なの?

日本全体では、最も多いのが東京都、最も少ないのが茨城県です。
東京都は、全体でそれでも150人程度、茨城県は県全体でたった71人程度です。
小児専門医は、鳥取県が最も多く115人程度で、茨城県は47人前後と全国最低ですね。

全国的にも小児科医はどこも不足しているのが現状ですが特に上記の都道府県が少ないようです。

小児科医の面白み

まずこの職業で働く面白みは、完全に幼児を含めた子供好きかどうかで9割以上は決定するといってよいでしょう。
患者では、親と子供の両方への対応が非常に必要となりますが、他の内科、外科や心療内科、歯科医療、眼科などがやや飽和状態になるほど医師が充足しているのに対し、産婦人科と小児科医は慢性的な医師不足が今の現状です。
それでありながらも、小児科医は難関の大学課程や国家試験を所得しても、全体に医師にになろうとする人が少ないのです。
非常にハードワークで、乳幼児も相手にするので、場合によっては時間外労働も多く、患者数に対して絶対的にし医師が不足しているので、その需要はかなりの数に上ります。
逆を言えば、医療業界で最も需要が多くある分野ですから、子供好きで対応に苦慮しないのなら、仕事量は減ることがなく、収入は非常に高くなることも考えられます。
また患者数も膨大なので、その地域のライフラインとしての役割も強く、やりがいは強く感じるでしょう

小児科医の将来性

とにかく、現状は医師不足と専門の診療所が全く足りておらず、大病院での連鎖的な患者受け入れ態勢で、需要と医療供給がアンバランスなままになっていることです。
将来的に産婦人科と合わせ、幼児向けの小児科は日本の医療の最大の課題になっています。
仕事に忙殺されますが、医療現場のリスクはむしろ低く、内科診療が主体の場合もあるので、要は子供好きで特に仕事に苦痛を感じなければ、収入はむしろ小児科の方が多い場合もあります。
とにかく、将来的にこの医師不足が解消されない限り、仕事が減ることは絶対ありませんので、医科大学卒業後に、どの分野で活躍するか?によって将来性は大きく変わるかもしれません。

小児科医のクチコミ年収

30代 業種:小児科専門医開業 個人事業主 年収1,400万円

勤務医でもまるで奴隷のような感じですね。
残業、早朝から出勤は当たり前で、開業医の場合は急患もあるため、ほぼ不眠不休です。

20代 業種:小児科希望研修医 年収500万円

患者は”お客様”という扱いです。
相当に言葉遣いも気をつけるし、特に担当医師からは、2度同じ事を質問できないので、かなりキツイです。
看護婦からも半人前扱いで、彼女らは即戦的な重要な情報を多く持っているので、絶対に嫌われない様に心がけています。
給料はもらえますが、労働時間は32時間の時もあるため、まるで見合ってませんね。

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