今村夏子さん 芥川賞受賞で広島の書店に特設コーナー
「芥川賞」に広島市出身の作家今村夏子さんの「むらさきのスカートの女」が選ばれ、地元の書店でも特設コーナーなどが設けられています。
広島市安佐南区出身の今村夏子さんの受賞作、「むらさきのスカートの女」は紫のスカートをはく女性とその女性が気になってしかたがない主人公を巡る奇妙な物語で、早速、広島市の書店でも芥川賞受賞を祝って特設コーナーが設けられました。
【ジュンク堂書店・三浦明子さん】
「今回もとってほしいという気持ちととるであろうという気持ちとおそらく持っていた書店員はたくさんいた。今後も書店員の皆で広島の作家として広島の作品を応援していければ」
17日夜の会見で今後の作品について聞かれた今村さんは…
【芥川賞作家・今村夏子さん】
「(広島は)18歳まで育った場所なので必ず何らかの形で小説にでてくると思う」
広島県出身者の芥川賞受賞は2014年の小山田浩子さん以来2人目の快挙です。