前愛媛県知事、「ながえ孝子候補」のせいで<5名が溺死><3600世帯が水没>したと告発!一方、らくさぶろう候補は水害対策推進派!(参院・愛媛)
7月4日、愛媛県の自民党参議院議員候補、らくさぶろう候補の出陣式で、加戸守行前愛媛県知事は、野党統一候補のながえ孝子候補の大犯罪を告発した。
ながえ孝子候補の政治判断によって、ダム建設が中止され、それにより大水害が発生し、3600世帯が水没、5名が溺死したというのである。
加戸前愛媛県知事による、渾身の演説をご紹介しよう。
政治の責任は結果責任
私の言いたいことはただ一つ。政治の責任とは何かであります。
安倍政権の政策が問われています。もう一つ、私はここで問いかけたいことがあります。
昨年の西日本豪雨災害。覚えていない人は、一人もいないと思います。10年前のことを覚えている人は、誰もいません。
私は、知事に就任した20年前から、肱川水系の洪水対策に取り組みました。
それは、私自身が昭和18年のあの洪水の時に濁流の中で、2階で3日間の生活した自己体験から、洪水は大変なものだと認識があったからであります。
(中略)
紆余曲折ありました。(中略)わたくしは鹿野川ダムの改造に目を引きました。
鹿野川ダムは、愛媛県の肱川発電所の発電のために水を貯え、使えないスペースがありました。
そして、これを活用するためには、肱川の水位を大幅に下げて、下の方から放流が出来るようにすれば、洪水対策に使えるのではないかという、私の提案で2390万トンのスペースを作って、事前放流をして洪水対策をする。
鹿野川ダムの洪水枠を作って対応する案を、私が四国地方整備局に提案して、それが認められて河川計画が、やっとスタートする所でございました。
愛媛県は、水資源が豊かな地域である。同時に、それは水害の危険性が高いということでもある。加戸氏は、自信が水害に苦しんだ経験から、なんとか水害対策として、既存のダムの改造に手を付けた。
だが、ながえ孝子が全てをぶち壊したのだ。
ダム建設を中止し、水害を誘致した、ながえ孝子
色々な計画も進んで、ああよかったなぁと思った時、10年前に民主党政権が誕生しました。
何が起きましたか?(中略)
形式だけのダム検証委員会を設け、そして当時の民主党愛媛県連代表ながえ孝子さんが
凍結の結論を出しました。
私は愛媛県民の生命・身体・財産を預かる大切な立場です。
その県知事加戸守行の一言!意見を一言も聞く事なく、この鹿野川ダムの改造工事をストップいたしました。
3年間凍結されました。
昨年、大事故が起きました。そして、今年先月やっと鹿野川ダム洪水吐工事が完成いたしました。
凍結がなく3年前に出来ていれば、2390万トンという巨大なスペースで
事前放流しておいて、さぁ!雨がいくらでも降ってこいッ!と待ち構えることができます。
(中略)
こういうスタイルであるならば、今回、西予市野村地区での600世帯の浸水や5名の死者というような事故は、なかったと思いますし、東大洲地区の3000戸の被害も殆ど防げたと、わたくしは思っております。
ながえ孝子さんは(中略)車で救援物資を積んで慰問に行きました。立派なことです。
でも、彼女が成すべきことは、その前に野村地区に行って、亡くなられた5人の位牌の前に手を合わせて、「私の政治判断が間違いでした」とお詫びを言ってから慰問に回るべきでは、なかったでしょうか?
ながえ孝子の責任は計りしれない。
彼女がダム工事を中止しなければ、加戸前知事が指摘するように、昨年の豪雨に間に合っていただろう。
しかし、ながえ孝子氏がやったのは、パフォーマンスの慰問だけ。自分の大罪を反省することも、遺族にお詫びすることもしていない。
最低の政治屋だ。
ながえ孝子は政治責任をとるべし!
政治責任とはなんでしょうか?
もちろん民主党が「コンクリートから人へ」という、立派なスローガンで選挙で選ばれたのだから、俺たちは何をやってもいい。地方自治体の長の意見を全く聞く事もなく、一方的に凍結をする。これが民主的な政党でしょうか?
そしてその結果が、昨年起きたことに対する責任は、誰が取るのでしょうか?
ながえ孝子さんは、(中略)形の上では政権を持っていた、民主党愛媛県連代表です。
そしてこれをストップさせた、形式上の張本人です。
彼女の胸は痛まないんでしょうか?
「10年前のことだから、私は知りません」
「今の民主党ではありませんから、関係ありません」
そんな顔で再び政治の世界に、乗り出すんでしょうか?
政治は結果責任です。
お詫びすべきです。
アンケートによると、らくさぶろう候補は、山鳥坂ダムの工事を推進する方でございます。
(中略)
らくさぶろう候補に、絶対に勝ってもらわなければならない
わたくしの思いは、この一点に尽きます。
よろしくお願いします。
まさに加戸知事の言う通りだ。愛媛県の安心安全な生活を考えるならば、らくさぶろう候補。無責任な政治と水害を望むならば、ながえ孝子候補なのだ。
事実、「山鳥坂ダム建設工事を停止すべきか?」とのアンケートでは、らくさぶろう氏は「続行すべき」、ながえ氏は「停止すべき」を選んだ。
少なくとも、違法献金を受け取っておきながら、選挙後に返金などと主張する、ながえ孝子候補は、良識の府・参議院にふさわしくないのは明らかだ。