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書店で働いていた者としての本音
名前を出さなくても
ある漫画家のあの作品の例の件か?!
とすぐにわかる方はいると思います
このブログでは敢えて
名前は出さないように
致しますが

支持政党が異なる人によって
賛否が異なることではありますが
この件を仮に不適切に考える方が
おられたのも事実です。

その不適切と考える方が、もし
創作物への表現の自由を掲げた候補者に
投票する予定だったのであれば
考え直した方がいいのではないでしょうか
期日前投票で投票してしまった
そのことを後悔しているのであれば
これ以上を票を増やさないよう
呼び掛けていくべきでしょう

今回のキャラクターの政治発言を
規制すべきと考える方は
そういった候補者に入れるべきではありません
残念ながら候補者はこの件に関して
規制すべきではないという姿勢を示し
あくまで発言は責任を伴うスタンスだからです
しかしあとで責任を取ればいい、
そのような考え方では
あとで責任を取るなら
何もしてもいいと言うことで
何でも許してしまうことになり、
こういったヘイトや性・暴力表現を
容認してしまうことにつながりかねません。

一方で例の政治表現に賛同する方においても
安易に例の候補者に入れるというのも
推奨できないことだと考えています
候補者は政治表現を容認するどころか
先程もいったヘイトや性・暴力表現まで容認しかねない
それらは例のポスターで
キャラクターが発言した政治的主張に
反する事でもあるという認識も必要です

参議院選挙、
結果がわかるまで
残り数日と迫ってきました
選挙当日に投票できないという方も
期日前投票をぜひ利用してみてください
あの人を当選させたい、
あの人を当選させたくない
色々あると思います

しかし忘れてはいけないことは
投票で勝った勢力が
その権限を持ち、勝った勢力に”心から支持した方々”に
恩恵を受ける権利が与えられるようなものです
ということをよく考えて
投票先を考えた方がよいのかもしれません。

もちろん、あくまで支持者を利用して
政治家自身とその政治家にとって
恩恵を受けさせるべき支持母体・団体だけに
恩恵を受けさせようと考える人も
決して少なくはありませんが
少なくとも誰もが恩恵を受けるということでも
必ずしもそうでないこと
恩恵を受けるべきでない勢力にも
恩恵を与えてしまう方も
おられるということです

少なくとも政治家はもちろん、
有権者も八方美人になるべきではありません
誰かが恩恵を受けるということは
必ずしも誰かが損をしなければならない社会
そのどちらになるかは
貴方の選択肢次第です



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お久しぶりに更新いたします。
とある書店の店員の一人として、
色々な問題に本心で述べていくブログを
開設し更新していくはずでした。
悪意のある人間により、
身元を特定しようなど
嫌がらせを
行われるなどしていたために
更新が停滞していました。

結局ここのYahooさんのブログも
サービス終了をなされることもあり、
述べたいことが述べつくせなかったのは
非常に残念です。

今日までの間に色々ありまして
勤務していた書店が閉店になってしまいました。
単に電子書籍が広まったことによって
紙としての媒体としての
売れ行きが悪化したことによるもので、
あって書店に嫌がらせを受けた影響に
よるものではありませんので
ご心配はいりません。

現在は再就職活動の真っ最中ですが、
また書店員にするかは決めていません。
と言いますのも
大手以外での本屋も今後閉店するところも
増えることは予測できます。
安定できるかはわからないところで
新たな仕事先を見つけた直後に
すぐ閉店となってしまう事も困ることです。
他の業種を選ぶにしても
ブラックな職場に当たらないようにしたいので
友人の助言を受けながら
慎重に選んでいます。

前置きが長くなってしまいましたが
これだけはどうしても書いておきたいことが
ありましたので
今日やっと書ける機会がありましたので
書かせていただきます。

今回の参議院選挙、
私や同じような勤め先で
現場で働いていた人間にとって
最も懸念している方が
出馬しておられて、
以前のその方の投票数のこともあって
懸念を示しています。

数回しか書いていない記事の中で
不適切な表現やヘイト表現などが
ある出版物の存在を問題視してきましたし
性暴力の表現などがあるものも
存在があることで傷ついている人も多くいました

その中で、改憲の議論で
なされるであろう憲法改正では
9条改正よりも21条を先に変えるべきではないか
と主張してきました
ただし自民改憲案の「公の秩序を乱す~」ではなく、
あくまでも性・暴力やヘイト、
こういったことを含まれることから禁止する
ということを検討してもらいたいと
書きました。

しかし、あろうことか、
性・暴力やヘイト、こういったことを含まれる表現を
認めようとする方が
与党の比例に出てしまった
与党でも反対の声はあがっていたと
聞いています。

その方がもしも
当選し、さらに前回の票数を
上回る票数になってしまったら…
不適切な性・暴力表現、ヘイト表現の規制はされないばかりか
既に実現した既存の理念法や規制法までを
緩和・廃止にされかねません。

漫画村の問題、
先日運営者だった方も
逮捕されたわけですが
それも複雑な手続きを経て、
時間がかかってようやくだったそうです
あれだって思い切った規制を進めれば
海賊版も不適切表現も同時により簡単に
止められたのです。
それと、漫画村運営者の逮捕が
その候補者の実績と誤解される書き込みも
あるようです。
結局のところ実態としては迅速な解決を
阻害してしまっているので
候補者の実績と擁護するには
無理があります。

「オタクが最大の圧力団体に」
なんてことはとんでもないことです
単なる趣味にいそしむことだけを重点視して
暮らしや経済を疎かにするなんて
とんでもないことです
もちろんすべてのオタクがそうである
というわけではありませんけれど
オタクだからこそマナーや常識を守り、
決められた規制をつくることを
率先して進めるべきではありませんか?
それを提供する業界も
率先して規制推進に改めて
取り組んでもらいたいのです。

かつて3年前にもそう言っていた
良識あるユーザーもいましたけれど
その一人はどこへ行ってしまったのでしょう?


以前は規制を推進するということを
与党の方が積極的だったのに
最近は野党の皆さんのほうが
しっかり取り組もうとするようになってきて
与党にも一部にまだ規制を求められる方も
いらっしゃるのに
与党全体としては悪い方向に緩和しつつあるのは
情けない話だと思います。

選挙戦も残り一週間にもなってきました。
問題の候補者に限ったことではありませんが
大々的に「表現の自由」を掲げる方よりも
暮らしなど現実的な方あるいは、
不適切な表現やヘイト表現を認めない
としっかりした公約をお持ちの方を
国会を送られるようになればと
切に願っています。

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店員の立場として
色々な問題に
本心で述べていくブログなのですが、
残念ながら粗さがしと
身元を特定し攻撃しようとする
このブログを快く思わない人達が
複数人います。

私はあるロビイスト集団の取り巻きではないか
と疑われていますが
まったく関係ありません。

本当ならリアルタイムで関心事を
述べていきたかったのですが、
たまたまある別のロビイストさん方も
同じようにリアルタイムで更新していた
という理由だけで疑われています。
そういった理由もあり
更新を控えています

ご了承ください。

P.S.
そのロビイストさん方も
最近更新されていないそうです。
彼らも嫌がらせが受けているそうなので
静かにしているのでしょうか?

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どうもお久しぶりです。
モンゴルの歴史上の人物を侮辱する表現が
行われた事件からはや3ヶ月ですね。
しかし、また他国に対する侮辱がまたしても
起きたようですね。

問題の小説の設定で
かつて戦争で中国の人に被害を与えたことを
賛美するという設定が用いられたり
近隣アジア地域に対するヘイトを用いられた
と言われております。
しかし私は読んだことはありませんので
中身のことは詳しくは言えません。
しかし書店の店員として、
こういったものを売っていたことには
大変申し訳がないことであることには
変わりありません。

しかし問題は、
それ以上に作者の思想でした。
何年も前から近隣国家の差別を
繰り返されていたのですね。

本人は謝罪したようですが、
事件を起こしたということは永久に
消えることはないでしょう。
アニメ声優の皆さんが降板して、
小説の販売も停止した、
そうしなければ彼らや出版社は作者の罪に
加担することになるという意識はあったと思います。

日本にはヘイトスピーチ規制法が
制定され運用されていますが
あくまでも理念法なんです。
規制法で作者に刑事罰を与えることはできないのが現状です。
本当であれば、
謝罪があったかなかったに関係なく、
刑事処分を受けさせるレベルの悪質さでしょう。
この点は今後法改正を含めて議論してほしいと
感じています。

それとこの事件に乗じて
脅迫などが行われていますが
お怒りの気持ちはとてもわかりますが、
事件を起こせば捕まるのは
脅迫した本人になってしまうので
やめましょう。
そうするのではなく
ヘイトを行った人を罰する刑事罰を
そして表現の自由に
ヘイトや性暴力表現に制約をつけることを
導入させる声をあげる、
そちらの方がより建設的です。

そして3ヶ月前の記事でも言いましたが
憲法21条を変えましょう。
出版社が自主規制をしてくださるということで
これまで動いて来たそうですが
今回みたいな小説の作者が勝手に
事件を起こすようでは意味はないと思うのです。
問題の出版社も、どうやら元は
書籍ではなくホビーの会社だったそうで
そちらの知識はまだ不十分で
事前に問題するチェックも
できているとも言い難いと思われます。

表現を携わる者こそ
表現に対する法規制を推進していく、
そういった動きも重要視する出版社もあります
今後消費税が10%に上がることになり
書籍にも軽減税率を導入しようとの
話もあります。
当然わいせつ表現や
ヘイト表現をするようなものに
税を軽減するとなれば
社会として問題になります。

書店の店員としてもヘイトな本を売ってまで
給料が欲しいとは言いたくありません。
人を傷つけるために仕事をしているのではありませんし、
人を傷つける仕事はなくすべきです。
そのためにも出版業界が
人を傷つけるような業界でないように
自らしていかなければならないと感じます。

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どうもはじめまして。
とある書店で勤務している者ですが、
溜まりたまった不満を言おうと思い、ブログを作成しました。
先に言っておきますが、
勤務している書店への不満や
不正の暴露等といったものではないですので悪しからず。

では、本題に入ります。
皆さまもニュースなどでご存じかと思いますが、
コロコロコミック3月号において
モンゴルのチンギス・ハーンという方の絵に落書きし、
モンゴル大使館から抗議される事件があったかと思います。
すでにいくつかの書店が販売自粛をなさっていましたが、
本日3月6日、
小学館から販売中止と回収が発表されていました。

私達書店で働いている身にとっても
こういった問題のある内容のある出版物を
本当に販売していいのか、
そもそもそういう出版物が本当に作られていいのか
それを考えないことはいかがなものでしょうか?
そう考えさせられます。

世の中にいろんな出版物がありますが、
残念なことに
特定の個人やあるいは団体、国の人を誹謗するような本
性・暴力を伴う本やヘイトスピーチをしている本
これらの本が出回っています。

今回のコロコロコミックの騒動がありましたけれど、
再発防止はちゃんとやっているのでしょうか?
そういった本を作らない、売らせないような
チェック機構が働いているとは
とても思えません。

そもそも日本の憲法では
表現の自由があることや
事前検閲が禁止されているということもあって
それを盾に問題のある内容のものでも
販売が認められてしまう現状があります。
わいせつ物分布の罪やヘイトスピーチ規制法も
ありますけれど
残念ながらそれが生かされていません。

業界や地方における自主規制
という動きもありますが、
自主規制では限界があると思います。
法律の改正で、そういった出版物を
本格的に規制・制限する
そのようなルールが本当に必要だと考えています

また、日本政府は憲法の改正をしようとしていますが
私権が大きく制約されることを危惧されており、
憲法改正反対の動きもあります
正直なことを言えば、
私とて私権の制限には懸念を持っています
しかし、一方で
それ以上に言論・表現の自由が
無制限にあることでかえって
特定の人々がヘイトスピーチや性・暴力で
苦しめられている現実もあります

正直に言えば、
憲法の改正では9条改正よりも
21条を先に変えるべきとさえ感じさえします
かといって自民改憲案のそれに
必ずしも賛成というわけではありません

具体的には、
性・暴力やヘイト、
こういったことを含まれることを禁止する
これをはっきりと憲法に明記する改正をしてほしい
そういった対案を率先して
提案することが必要ではないでしょうか?

他人を傷つけるような本を
売らされるというのは
私にとっては本意ではありません。
しかし決定権がない私にとっては
ただ上の決めたことに従って働いているに過ぎません

「そんな本屋ならやめちまえ!」
そう思う方もいるかと思います。
しかし、私がこれを理由に辞めたとしても
決して改善することはないだろう
そう思ってもいます。

本を売る、創る人が必ずしも
表現の自由ガー
といって何でも認める人ばかりではありません。
そういった人達もいることを
忘れないでもらいたいのです。

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