大相撲の西大関高安(29)=本名高安晃、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が名古屋場所11日目の17日、日本相撲協会に「左肘関節内側側副靱帯断裂で約1カ月間の休養加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。8日目(14日)の関脇玉鷲戦で負傷していた。
これで4大関全員が不在の異常事態に陥った。相撲協会広報部によると、4大関以上が不在となるのは昭和以降初めて。
師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)は「相撲で力が出ない状況だった。次の場所に間に合うように治療をさせたい。名古屋のファンの方々のことを考えると本当に申し訳ない」と話した。
今場所の大関陣はかど番の貴景勝が初日から休み、不振の栃ノ心、豪栄道は途中休場した。
高安は10日目に平幕明生を下し、勝ち越した。休場は昨年夏場所以来5度目。11日目の対戦相手、横綱白鵬は不戦勝。
西前頭15枚目の魁聖(32)=本名菅野リカルド、ブラジル出身、友綱部屋=も相撲協会に「右上腕二頭筋断裂で約1カ月間の休養加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。先場所に負傷し、今場所は10日目まで1勝9敗と不振で来場所は十両転落が確実な状況。休場は2場所連続5度目。11日目の対戦相手、平幕阿武咲は不戦勝。今場所の十両以上の休場は7人となった。〔共同〕
大相撲の西大関高安(29)=本名高安晃、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が名古屋場所11日目の17日、日本相撲協会に「左肘関節内側側副靱帯断裂で約1カ月間の休養加療を要する見込み」との診断書を提出して休場
巨漢の千代丸が繰り出すもろ手突きをいなし、勢い余って土俵際までつんのめった相手の懐へ飛び込んで一丁上がり。小兵らしい軽快な相撲を見せた照強は「相手が重いので横から横から(攻めた)。体が動いている感じ
大相撲名古屋場所10日目(16日・ドルフィンズアリーナ)横綱鶴竜が平幕逸ノ城を寄り切って初日から10連勝とし、単独トップを維持した。横綱白鵬は関脇玉鷲を突き落とし、連敗を免れて1敗を守った。
大関高
新しい日経電子版のお知らせ
より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。
※もとの電子版にもすぐ戻れます。