(cache)武藤敬司と獣神サンダー・ライガーだけで前売り完売…8・30「マスターズ」が異常人気 : スポーツ報知

武藤敬司と獣神サンダー・ライガーだけで前売り完売…8・30「マスターズ」が異常人気

前売り券が完売した「マスターズ」
前売り券が完売した「マスターズ」

 プロレスラー武藤敬司(56)がプロデュースする「PRO―WRESTLING MASTERS」(8月30日、後楽園ホール)が1試合もカードを発表していないにも関わらず前売り券が完売したことが17日までに分かった。

 同大会の実行委員会が「第6回大会の前売り指定席チケットが完売致しました」と明かしたもので、前売り完売を受け20日に急きょ、立ち見席(4000円)を発売することを決定した。

 プロレス界のレジェンドが参加する「マスターズ」は、2017年2月に第1回大会を開催。以後、年に2回を開催し今回が6回目となる。ただ、今回は現時点で発表していることは、6月26日の長州力引退興行で人工関節設置手術から1年半ぶりに復活した武藤と新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーの参戦だけ。武藤は、1年半ぶりのマスターズ復帰、また、来年1月4、5日に行われる新日本の東京ドーム大会で引退するライガーは、今回が最後のマスターズ登場という注目ポイントはあるが、他の参加選手は未発表、しかも1試合もカードが分からない状態での完売は、まさに異常人気と言える。

 これほどの沸騰人気は、逆に言えば武藤とライガーが築いてきたカリスマ性が成せる業とも言える。また、35年に渡るレスラー人生を振り返るノンフィクション「さよならムーンサルトプレス」(5月10日発売。イースト・プレス刊)が発売から28日目で3刷になったことを記念して8月3日午後5時から東京・巣鴨のプロレスショップ「闘道館」で著者でスポーツ報知の福留崇広記者と元週刊プロレス編集長のターザン山本氏が「武藤敬司とは何か?」と題したトークイベントを開催することが決定。沸き上がる注目度にプロデューサーの武藤はこれまでの取材に「マスターズも回を重ねてお客様の信頼を得てきたということだと思う。だからこそ、今回も期待に応えるカードを提供しないといけねぇな」と決意していたが、前売り完売の異常人気を受け、果たして期待に応えるカードと参戦選手にビッグサプライズがあるのか注目される。

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