慣性特性(質量特性 / 剛体特性)の計測サービスの特長
本質的には、Resonic測定システムは、供試体を設置するための柔らかいスプリングで吊るされた水平のプラットフォームと、剛性の高いサポートフレームから成っています。
供試体がプラットフォームの上に設置され、作業者はプラットフォームを手動で加振します。その結果生じる自由振動を力センサーで計測し、Resonicソフトウェアに送ります。測定時間経過後、質量特性はソフトウェアによって高い精度で算出されます。
エンジンブロックのような車両コンポーネント部品、バイク等の測定に適しています。
Resonic 100Sは30~95kg、350Sは350kg、450Sは450kg、700Sは95~700kgまでの重量物を測定することが可能です。
ハードウェア
水平なプラットフォームは剛性の高いサポートフレームに数個のスプリングによって吊るされています。スプリングは通常の張力ばね、低摩擦のボールジョイント、また場合によっては力センサーから構成されています。
ばね定数は既知であるため、プラットフォームの挙動は力センサーの測定によって計測することができます。すべての自由度の運動を計るため、6つのセンサーが必要となります。しかし、これまでの豊富な経験から、計測システムはセンサー付きの8つ計測用スプリングと,いくつかのセンサーが装着されていない荷重を支持するためのスプリングで構成されています。計測範囲を調整するために、供試体の重量によって、荷重を支持するためのスプリングを必要に応じて追加、または削減します。このようにして最適な構成が決定され、無負荷のプラットフォームでも計測が可能です。
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慣性特性(質量特性 / 剛体特性)の計測サービスの動画
供試体のサイズに柔軟に対応でき、 慣性モーメント、重心の位置を,精度よくスピーディに計測することができます。
慣性特性(質量特性 / 剛体特性)の計測サービスに関するお問合せ
出展企業情報
- 企業名
- 株式会社レゾニック・ジャパン
- 企業PR
- レゾニックは慣性特性(質量特性 / 剛体特性)の計測サービス,計測機の設計,製造,販売を行なっています。モデル解析,多体動力学,振動工学などの分野における経験豊かな知見が,この全く革新的な慣性特性の計測技術の基幹になっています。この技術では,単純なハードウェアを用いてながらも,計測にかかる時間を劇的に短縮し,ベルリンにあるレゾニック本社でも,横浜にある当社オフィスにおいても,またお客様のご指定の場所においても,迅速に精度よく計測することが可能です。また,計測機の販売においては,お客様のご要望に沿った最適なソリューションを提供し,レンタルやリースなど,柔軟に対応いたしております。Resonic社は東京工業大学とベルリン工科大学の技術転用というかたちで2011年にドイツで創業,2013年に日本で創業いたしました。
- 連絡先
- 日本電計(株)オートモーティブ事業推進部
静電気の放電現象、誘導雷、自動車内の開閉器やモータ等の過渡現象、電磁界やノイズの可視化装置など、トータルソリューションをご提案
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