概要
CV:赤﨑千夏
【タケミカヅチ・ファミリア】所属のヒューマンの冒険者。レベルは2。
極東出身の少女で、刀を武器にパーティの主力を担う。
二つ名は【絶✝影】(命名した神はディオニュソス)。
人物像
非常に生真面目で義理堅い性格で、誰に対しても礼儀正しい。
義理高いゆえに、卑怯な手段を使うことを嫌う。
幼いころに両親を失った孤児で幼少期から後に主神となるタケミカヅチに子供のように育てられた。当初は父親に対する感情を抱いていたようだが現在は恋愛感情を抱いている。
【タケミカヅチ・ファミリア】のメンバーでダンジョンを潜っていたが、千草が負傷したため退却する。桜花の提案で追って来るモンスター達を振り切るために、偶然居合わせたベル達のパーティに『怪物進呈(パス・パレード)※』をしかけてしまう。
※追ってくるモンスターの群れに別のパーティを狙わせて自分たちは逃げおおせるという、MMORPGなどでいうところのトレイン押し付けに当たる行為。群れを押し付けられたパーティにしてみれば迷惑極まりない話なのでMMORPGなら運営からペナルティを課せられかねない行為だが、ダンまち世界では当事者間はさておき冒険者たちの間においては、そこまで問答無用で咎められたりはしない模様。
命はそのことをずっと負い目に感じており、彼らの救援に赴いて無事に発見した時は土下座して謝罪し、それをベルに許されたことから彼に恩義を感じ、何かと協力するようになる。
その後、【アポロン・ファミリア】がベル達に『戦争遊戯』を仕掛けた際、彼らを助けるべく、また恩義を返す時と考え、【ヘスティア・ファミリア】に改宗する。
OVA版オリジナルエピソードでは温泉好きで温泉に目がないという設定が追加された。
なお、アポロン・ファミリアとの戦争遊戯の後に手に入ったヘスティア・ファミリアの新ホームには、命の希望を酌んで極東風の檜風呂が設けられており、命自身も新ホームの荷解き作業中だというのにこっそり朝風呂に入って喜んでたりしたため、彼女の「お風呂好き」というのは全くのアニメオリジナル要素というわけでもない。
戦闘スタイル
好んで使っているのは剣術(特に刀)だが、タケミカヅチ・ファミリアは主神のタケミカヅチが武神ということもあって桜花や千草と共に多岐にわたる武芸を叩き込んで育てられたため、槍や手裏剣、さらには無手での体術も含め、一通り使いこなす事はできる。
愛剣はタケミカヅチ・ファミリアからヘスティア・ファミリアに改宗する際にタケミカヅチから贈られた二本一組の名剣『雌雄一対』の片方(もう片方はタケミカヅチが彼女との絆の証として持っている)と、ヴェルフに打ち上げてもらった刀「虎鉄」(なお、ヴェルフの悪癖で「寅次郎(シマじろう)」と命名されそうになって必死で阻止した)。
また、タケミカヅチから叩き込まれたもうひとつの戦闘スタイルとして、「忍」としての戦い方も体得している。
このスタイルは基本理念からして「主と見込んだものへの忠義、そして目的を果たすためなら『正々堂々』などかなぐり捨て、相手の裏をかき、どんな汚い戦法や道具でも使う」というものであり、基本的に生真面目な武人肌の命の気性には合わないのだが、春姫救出のときのような『彼我の戦力差があまりにあり過ぎて正攻法では乗り越えられない状況下で、それでも突破すると覚悟を決めた際』には思い切ってそちらの戦い方に切り替えている。
関連タグ
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
ベル・クラネル ヘスティア(ダンまち) サンジョウノ・春姫
カシマ・桜花 ヒタチ・千草 タケミカヅチ(ダンまち)