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食育ってなんだ

食育が叫ばれて、久しいけど、
中身が分からなくなってきた。

この前、見た本の中で、冬のメニューが載っていた。
サラダが付いた定食みたいなもの。
で、サラダの中にトマトが赤々と乗っている。

さて食育の基本はなんでしょう。

地産地消、旬を大切にする。

そんなことがトップページに華やかに謳われていました。

いったいどこに冬が旬のトマトがあるんだよ。

レタスとキュウリ、冬が旬だったのか。
そんなはずない。

そんなこんなが至る所にちりばめられて、
いったいこの本、食育を教えようとしているのか、
それとも、こんな食事をしてはいけないと教えているのか、

野菜を食べなさいと書いてあった。
でもその野菜、かつての栄養価と格段の差で、落ちていることを知っているのか。

今の野菜のビタミンの含有量はかつての2割か、1割になっているという。

2割引きとか1割引きなんじゃないんですよ。

かつての2割、1割なんです。
ほとんどないに近い。

そっちのほうを問題にすべきでしょう。

なぜ、栄養がなくなったか、それは化学肥料と農薬のせいです。

世界で一番農薬を使う国、

それが日本なんだって。
それを知っていたんですか。

食育をする前に、そんな野菜よりもっと栄養のある野菜を作るように
社会が要求すべきでしょう。

でも逆に社会が栄養の無い野菜を欲している。

つまり、見かけのきれいな、
虫の食っていない、
はったりの野菜を。

無農薬で作った野菜を求めていないから、
農家も作らない。

需要と供給ですね。
だから食育の本に冬のメニューにトマトが出ている。

そして食育を進めるために、貴重な税金が使われている。

食育を食い物にする人たちの懐に転がり込んでいくのですね。

またそれを社会が欲しているのかな。
それでも私は無農薬のジャガイモを作りますよ。美味しいからね。

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