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食育ってなんだ!2

画像
スコーン。
小腹がへったら、ジャムなどつけて食べてください。


食育って叫ばれて久しいけど、やっぱりわからない。

先日、親子で参加するとある場所で、
一日かけての参加なので、お弁当持参とあった。
近くに軽食を出す場所有りとも書かれてあった。

で、参加。
お食事スペースとしてあった食堂に、来ていたのは6組。
全部で25組だったので、かなり少ないかなと思う。
それ以外の人は外にお食事に出たようだ。

その6組の中で手作り、つまり何かをお弁当箱に詰めて持ってきたのは2組。
もちろん私もその一組。
で、残りの4組はコンビニ弁当とコンビニで買ったであろうサンドイッチやおにぎりだった。

かつて小学校の運動会でコンビニ弁当を食べていた親子がいた。
結構いた。
多分半分以上がコンビニ弁当だった。

中学校で体育祭の前に学校からお便りがあった。
「買い弁はやめて、ママ弁で」
意味が分からなかったが、後でほかのお母さんから聞いた話では、
買い弁、つまり買ってくるお弁当のこと。ママ弁はママが作るお弁当。
別にパパでも、ババでもジジでもいいけどね。

そう、何かのイベントですら、お弁当は買ってくるものになっている。

息子に高校時代、ずっと自分でお弁当を作らせていた。

かなり手抜きだったが、息子は大学に進学して、
親元を離れ、アパート暮らしを始めてずっと、自炊している。
就職しても続けている。
まあ、お金が乏しいからやむを得ずやっていると言っていたが、
自分のオリジナル料理もあるらしい。
家に帰って時々、ふるまってくれる。
ありがたいこと。

忙しいと口にする。
忙しくって、そんな暇はないと言い訳をする。
暇だから食事を作るのではない。
食べるために作るのだと思う。
食べることすら、暇ができたら食べるのかと、
そんな人に尋ねたい。

食事って命の土台でしょう。
塾に何万円もかけて、
そのために母親がパートに出て、
だから食事を作る暇もないので、
子供ともども、コンビニ弁当を買って、それぞれ食べる。

なんだか寂しくなりました。

せめて夕食ぐらい、おかずの一品でもいいから、
誰か手作りしてほしい。
それが母親でなくても、かまわない。
輪番制で誰かが当番で作ってもいい。
中身の分かる食事を、
たとえ一品でもいいから、
味噌汁を出汁を取って、味噌を溶いて、具を入れる。
それだけのこと、ちょっとした時間でできるから、
作ってほしいと願ってしまう。

25組中2組がお昼を作って持ってきた。
その事実は結構重いと感じました。

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