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太古、男はヒモだった。

学校で社会の授業で
大昔、狩猟民族だったと習った。
男は集団で獲物を狙い、
槍や罠で力を合わせて食料を得ていた。
そうやって男たちは集落を養っていた。
だから男には闘争本能があるのだと。

ところがこの常識、
本当かどうか疑わしくなってきた。

確かに昔、狩りをしていたことは確かだ。
それは文明と隔絶した未開の民族の研究からわかる。
男は集団で狩りをし、
女は近くで木の実や果物、野草を採ってくる。
そこから類推するに、大昔もこれと変わりない生活をしていただろう。
だから男が女を養っていたかというと、
これが怪しい。

未開の部族の男たちが狩りをするとき、
必ずしも獲物に出くわせるわけではない。
そして狩りが成功するとも限らない。
人類学者の研究によれば、4回に1回程度の成功率なのだ。

しかもその持って帰る獲物が彼らの食料に占める割合は2から3割に過ぎない。
残りは女が採ってくる木の実などであるそうだと。

食料の採取がいわゆる収入だと考えれば、
女性の方が収入が多いということになる。
実際に太古、男は女に喰わせてもらっていたということになる。

それなのにどの教科書も、狩りの場面を絵付で解説し、
女たちが採ってくる木の実などの採取は、ほとんど記述がない。

少なくとも、未開の部族の研究から導き出される結論は、
太古、男はヒモだった。

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