フィギュアスケートの全日本強化合宿が15日、中京大アイスアリーナで公開され、女子で昨季の全日本選手権15位の本田真凜(17)=JAL=も参加。昨年から米国に拠点を置いている2016年の世界ジュニア選手権金メダリストは「今年は日本の試合にたくさん出たい」と話すと、日本では02年ソルトレークシティー五輪4位の本田武史さんの指導を受けていることを明かした。
米国では世界王者のネーサン・チェン(米国)らを指導するラファエル・アルトゥニアン・コーチに師事しているが、同コーチの勧めもあったという。「ラファエルコーチに相談した。ラファエルコーチにいろいろなジャンプを習っても、日本で過ごす間に自分のジャンプに戻って、その状態で米国に戻るというのを繰り返した。本田先生は同じ言語だし、分かりやすい」。2人のコーチの理論は同じで状態を維持できるという。今季初戦を予定しているのが8月のげんさんサマーカップ、“本田コンビ”で復活を遂げたいところだ。