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【社会】

10代の自殺、学校起因が最多 政府白書「対策見直しを」

 政府は16日の閣議で2019年版自殺対策白書を決定した。18年に10代で自殺した599人のうち、特定できた原因・動機の中で最も多かったのは「学校問題」だった。自殺者の総数は9年連続で減少しているが、19歳以下は1998年以降おおむね横ばいが続いている。白書は「若者の状況を把握するとともに、対策の効果検証を行い、見直していくことが必要だ」としている。

 10~19歳の自殺者のうち遺書などから特定できた原因・動機を1人につき三つまで計上した結果、延べ568人中、学校に関する問題が188人(33%)と最多を占め、健康問題の119人(21%)が続いた。

(共同)

 10代の原因・動機別の自殺者数

 10代の原因・動機別の自殺者数
 

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