「韓国人は妻への暴力が好きだ」「韓国と中国は今も妻たちが奴隷のようになることを望んでいる」「ベトナムの少女たちよ、韓国の男たちはあまりにも暴力的だ」
ベトナム人妻をサンドバッグのように暴行した韓国人男性の映像に、ベトナム人たちはこのようなコメントを書きこんでいた。一つの事件で韓国人全体が批判されることに悔しさはあるが、ベトナム現地ではその「反韓感情」を刺激する事件が実は毎日のように報じられている。
今年5月には30代のある韓国人男性がホーチミン市内のマンション38階から電子レンジとテレビを投げ落とした。一緒に住むベトナム人女性とけんかをしてこのような行動に出たという。このマンションには1万世帯も住んでいる上に、事件が起こったのは朝7時の通勤時間帯だった。幸いけが人は出なかったが、もし誰かに直撃していれば間違いなく即死だ。「これでもoppa(オッパ、韓国人男性のこと)に会いたいのか」などの非難が当然相次いだ。同じ日にハノイ市内では、30代の韓国人男性が未成年者を含むベトナム人女性にセクハラを行った容疑で逮捕された。
韓国とベトナムは質的、量的に過去のどの時よりも緊密な関係を結んでいる。韓国人の朴恒緒(パク・ハンソ)監督率いるサッカー・ベトナム代表はアジア大会で準決勝にまで進み、ASEAN(東南アジア諸国連合)サッカー連盟(AFF)スズキカップでは10年ぶりの優勝という奇跡も重なった。そのため韓国に対する親近感もこれまで以上に高まっていた。