0:00
/
0:00
Loaded: 0%
Progress: 0%
Stream TypeLIVE
0:00
 
1x
0:00
/
0:00
Loaded: 0%
Progress: 0%
Stream TypeLIVE
0:00
 
1x
【動画】インタビューにこたえる大林宣彦監督=諫山卓弥撮影
[PR]

 世界が平和になるまで、僕は映画で「戦争は嫌だ」と伝えたい――。がんを公表後も映画を撮り続けている映画作家の大林宣彦さん(81)。戦争と広島原爆がテーマの新作完成を前に、戦時中の体験から作品に込めた思いを語った。

 《日中戦争さなかの1938年、広島県尾道市に生まれた。父は軍医として日中戦争、続く太平洋戦争で出征。7歳で終戦を迎えた。》

 僕は軍国少年でした。お国のために死ぬのが美徳と教え込まれた。でも本心では国と国との喧嘩(けんか)なんて嫌だなあ、戦争は嫌だという厭戦(えんせん)の思いをいつか伝えなきゃ、と。映画作家になる原点に「敗戦少年」としての体験があるんですね。

 原爆投下の約2週間前、父が広島市内へ行くのに連れられ、原爆ドームの元の姿である産業奨励館を見ているんです。丸い緑の屋根がすごいなあって。投下の数日後、学校の先生から「巨大爆弾が広島に落ちた」と聞く。だから僕にとって原爆ドームは、二重の意味で衝撃的な存在です。

■「時かけ」に…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら