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最終更新日:2019年7月8日(月) 10時37分
色彩の作家と称され、ホテルや図書館など様々な空間の色彩監修や、海外のブランドとのコラボなど多岐にわたって活動する流。何色もの色を重ねて作る「今の日本の色」とは?
番組内容
流が育ったのは、父である彫刻家・流政之のアトリエがある香川県。身近に山や海、そして父の作品がいつもある環境だった。「父がなんでも色を塗ってしまったりするので、ビビッドな色が溢れている家の中だった。すごく豊かな色彩で育つ環境にありました」。芸術的センスは自然に磨かれていた。そして中学生の頃に油絵と出会う。「一目ぼれに理由がないみたいな感じですね、本当に衝撃的な出会いでした」。自分だけの表現方法を模索中に、自分の色の出し方が個性として打ち出せることに気付き、人の姿や風景など、目にした印象を組み合わせ、色で表現するという独特のスタイルを生み出した。表現するのは日本の色。「自分の色を出すということですね。肩書きとか要素を一回取っ払って一人の人間として考えたときに、型にはめない表現を生活の中でもみんなしたらいいと思いますし、私自身もそういう風にできたらいいなと思っています」。
ゲスト
★流麻二果…1975年生まれ。1997年、女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻卒。2004年、ポーラ美術振興財団在外研修員(NY・トルコ滞在)。2013年、学習院女子大学客員研究員(アーティストインレジデンス)。近年では、2015年に「絵画を抱きしめて」(資生堂ギャラリー)、2016年に「高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.05」(高松市美術館)などの展覧会に参加。
初回放送日
2019/7/15
番組概要
日本や世界で活躍する“表現者"たち。彼らは何を考え、どんな未来を見ているのか。毎回、一人の表現者が真っ白な空間に制限時間内で「何か」を表現。果たして、何をどのように表現していくのか?創作の様子、創作への思い、表現者の日常にも密着し、“表現者の今の姿"を立体的に描き出す。
番組ホームページ
<番組ホームページはこちら!> www.bs-asahi.co.jp/shirobi/
音楽 (他)
- 音楽
- 三宅純/ピナ・バウシュ、ヴィム・ヴェンダース作品への楽曲提供をはじめ、リオデジャネイロオリンピック閉会式の「君が代」もアレンジした作曲家
- ポートレイト
- 松原文生
制作
BS朝日、テレビ朝日映像
その他
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