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【高校野球】

日米8球団視察の最速148キロ右腕 和歌山東・落合が6イニング7K

2019年7月15日 紙面から

プロ注目の和歌山東・落合秀市

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◇和歌山大会 星林1‐11和歌山東

 プロ注目の最速148キロ右腕、和歌山東の落合秀市投手(3年)は1回戦で星林を6イニング2安打1失点に抑え、6回コールドの11-1で初戦を突破した。中日など日米8球団のスカウトが視察するなか、この日最速は145キロ。得意のスライダーやスプリットを駆使して7三振を奪った。

 「制球が悪すぎたので抑えられて良かった」。185センチ、90キロと大柄な落合がまず3四球の反省点を挙げた。立ち上がりは三者凡退も、3回に四球から味方の失策も絡んで一度は同点を許した。「負けたら終わりなので少し緊張した。三振は、こだわるときはこだわるが、きょうはこだわってない」と振り返る。

 プロ注目の逸材。その証しに日本ハムは吉村GMも訪れた。阪神は4人態勢。中日の山本スカウトは「直球は外角にクロスに入り、両サイドにしっかりと投げ分けられる。変化球でストライクも取れるし、能力が高い」と称し、タイプとしては巨人の山口俊を挙げた。

 高校では「野球をするつもりがなかった」そうだが、今や「目標は甲子園とプロ野球に行きたいと思っている」。智弁和歌山、市和歌山の強豪に挑んでいく。 (吉川学)

 ▽和歌山大会1回戦(和歌山・紀三井寺)

星林 001000―1

和歌山東 01082x―11

 (6回コールドゲーム)

(星)西本、岩橋-辻本

(和)落合-岡崎

本塁打片山(和)

 

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