今回、その直属部隊の一つで、池田氏が移動する際に身辺警護や車両の運転に当たる「転輪会」メンバーの男性が、初めてメディアの取材に応じた。

 これまで総額1億円以上を学会へ寄付し、「身も心も時間も仕事も投げ打ち、学会に尽くしてきた」という男性は語気を強める。

 「池田先生がつくった学会は、完全に乗っ取られた。今の学会は宗教法人ではなく、単なる政治集団だ。師匠に反逆する執行部に対し、残されたわれわれ弟子たちが戦わなければならない」

 執行部とそれに反発する会員たち。残された「弟子」同士の“戦い”は今後も苛烈を極めそうだ。