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世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 作者:月夜 涙(るい)

第五章:暗殺者は刃を研ぐ

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第十話:暗殺者は連行させる

7/1に角川スニーカー文庫様から第二巻が発売されました

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 仕事を終えたので王都からトウアハーデに戻ってきていた。

 戻ってからは、通信網を使い情報と証拠を集め続けている。

 そして、昨日になってようやくカロナライ侯爵こそが真犯人だという資料が完璧に仕上がった。


「なんとか間に合ったな」


 やはり、リアルタイムの通信網は反則だ。

 世界中から情報を集める場合、普通なら指示を現地の諜報員に伝えるだけで数日かかり、その調査結果を届けてもらうのにさらに数日。

 しかも、新情報が判明すれば、新たに調べる対象が増えて、その指示に数日と、とんでもなく日数がかかる。

 情報伝達が一瞬で行えるからこそ、この超短期間でこれだけの資料を作れた。

 情報を支配するものが世界を制覇する。

 冗談抜きで、この通信網を本気で活用すれば世界すら取れるかもしれない。


「遊びにきたよ!」


 自室の扉が開き、ディアが入ってくる。

 ノックをしないのは礼儀知らずというわけでなく、入られたくないときは鍵をしており、鍵が空いているなら自由に入っていいという二人の取り決めがあるからだ。


「……その顔、また新しい魔法を作ったようだな」


 ディアの場合、いい魔法ができるとすぐ顔にでる。


「うん、そうだよ。今回のはすごいんだから。ほら、早く書いてよ。ルーグがかかないと実験できないの」


 ディアが得意げに新たな魔法について話す。

 最近、俺のほうはいろいろと忙しく、魔法開発まで手が回っていない。

 新魔法はディア頼みになっていた。

 ディアには、前世の技術で魔法に流用できそうなものをいろいろと教えてあり、それを見事に魔法へと昇華させてくれる。ときには俺にはない発想まで加えてだ。

 ディアがいたからこそ生まれた魔法が数多く存在している。


「たしかに、面白いな」

「ルーグの通信機とかハンググライダーを見て気付いたんだ。何も魔法って、戦いにだけ使うものじゃないって。この魔法があったら便利でしょ?」

「ああ、とてもいい」


 ディアの天才性を改めて見せつけられる。

 この術式の組み合わせは想像すらしていなかった。

 そして、この術式……間違いなく、これから王都で裁判を受ける俺のために作ったものだ。そのことを口にしないのは照れ隠しだろう。


「ごほんっ、えっと、裁判対策は順調なのかな? 負けちゃうとルーグが犯罪者になっちゃうんでしょ。そんなの絶対イヤだよ」

「見えている部分では完璧だ。あとは、こちらが想定していないカードを相手がどれだけ持っているか次第」

「厳しい戦いになりそう?」

「なんとかなりそうではある。どんな手札を用意しておいても、敵の主張、その根本を潰せているしな」

「そっか、良かった。でも、ちょっと歯がゆいよ。こういうときは私じゃ力になれないし、この前の王都でだって、あんまり役に立てなかったし」


 申し訳なさそうにしているディアを見て、俺は首を横に振る。


「そうでもないな、通信機を作るのに使った術式はディアが見つけてくれた規則性ルールがあったからこそ作れたんだ。それに、王都でだって大活躍だったじゃないか」

「私、何かした記憶がないよ」

「三人も貴族令嬢を連れ込めると考えたから、奴が飛びついてきた。居てくれただけで意味があったんだ。それに、二人は俺の引き立て役を見事にこなした」

「そこ、もっと詳しく!」

「わざと、ディアとタルトの魅力を殺すようなメイクとドレスだっただろ? しかも意図的に、奴の趣味から外した。それは二人を守るためであったし、三人で並ぶと俺の美しさが際立つように計算していたんだ。それだけじゃない、俺は常に二人を気遣い、守る仕草をしていた、そういうことをする女が、あの男の好みでポイントを稼げた。人の魅力なんて感性的で相対的なもの。引き立て役をうまく使うのは基本だな」


 色仕掛けをする際に使う技の一つ。

 あえて、ターゲットの好みとは外れ、さらに自らよりランクを落とした女性を隣に配置することで、コントラストを生み出し、魅力を際立たせる。

 あそこまで簡単にフラントルード伯爵を落とせたのは二人が居たからこそ。

 ……もっとも、バックアップブランのほうはもっと直接的に協力してもらう予定だったが。


「それ、喜んでいいのか、悔しがらないといけないのか悩んじゃうよ! とにかく、これからも遠慮なく私たちを頼ってよ。ルーグってほっとくとすぐに全部一人でやろうとするもん」

「そうか? これでもずいぶん甘えているつもりなんだがな」

「もっともっと甘えていいんだよ。私はルーグのお姉ちゃんなんだから」

「今は妹だけどな」

「むう~」


 頬を膨らますディアが可愛くて苦笑する。

 俺がどれだけディアに助けられているか、ディアは理解していない。


「さて、お出迎えが来たらしい。留守番を頼む」


 窓の外を見ると、漆黒に塗装された馬車が屋敷の前に止まっていた。

 あの馬車を使うのは特殊な役人だけ。

 つまりは、罪の容疑がかけられたものを輸送する役割を持ったもの。


「がんばってきてね」


 王都には一人で行く。

 俺は連行されるのだから付き添いは許されない。

 それに、あちらにつけばディアやタルトにやれることはほとんどないのだ。

 俺が役人を出迎えるために立ち上がろうとすると、部屋に影が飛び込んできた。

 息を切らせたタルトだ。


「あの、ルーグ様、差し入れです!」


 大きなバスケットを差し出してくる。

 バスケットの中からは甘い匂いが漂ってくる。


「日持ちする甘いパンです! 向こうじゃまともなご飯、もらえないかもって思って、焼いたんです。どうか、ご無事で」


 中を開くと、アルコールに漬け込んだフルーツとナッツをたっぷりと練り込んで焼き上げた保存用のパン。

 昔、タルトとサバイバル演習をする際に保存食として作らせたものだ。

 あのレシピ、まだ覚えてくれていたのか。

 サバイバルのときに作ったパンを用意したのは生き残ってほしいという願掛けかもしれない。


「ありがたく頂くよ」


 失念していたが、こういうものは必要だ。

 俺は容疑者として連行される身。

 一応、疑いの段階なので普通ならそこまでひどい扱いはされない。

 しかし、今回は普通ではない。俺を貶めようとする立場の人間なら、こちらの判断力を奪うために役人を買収して嫌がらせをしてくるかもしれない。

 痛めつけ、飯を与えず、気力を奪うことで裁判前に、まともに弁論できないよう追い込むというのは定石。


 ありがたく【鶴皮の袋】に裁判用の資料と合わせてバスケットごと収納し、その【鶴皮の袋】を折りたたんで、オリジナル魔法で生み出したビニールのようなものに入れてから、飲み込む。

【鶴皮の袋】は折りたたむと手の平サイズにまで小さくなるからこそ可能な芸当だ。


「あのさ、ルーグ、その袋ってすごい大事なものだよね、飲んじゃって大丈夫なの!?」

「大事なものだからこうしているんだ。ちょっとした訓練をすれば胃の中に保管できるし、いつでも取り出せるようになる。相手が俺をいたぶるつもりなら、持ち物は没収するだろう?」

「うそでしょ、びっくり人間だよ!?」


 他にも直腸などにも隠しやすい。

 わりとポピュラーな技術で、麻薬などを一キロほど体内に隠して税関をパスした猛者もいるほど。


「ルーグ様ってすごいです……あっ、また失敗しちゃいました」

「どうかしたのか?」

「ルーグ様の場合、【鶴皮の袋】があるから、保存用じゃなくて、もっと柔らかいパンでも良かったのに」


 あわわわっとタルトが慌てる。

 たしかにタルトの焼いてくれたパンはシュトーレンに近く、長期保存のため水分が少なく固いパンだ。


「大丈夫だ、これはこれで美味しいし。ありがたく、食べさせてもらう。……二人共、一週間ほどで戻ってくる。それまでに宿題を終わらせてないと怒るからな」


 二人の心配を少しでも軽減させるために茶化すように言う。


「うん、ばっちり完成させるよ!」

「私も会得して見せます!」


 俺がいない間、何もさせないのはもったいない。 

 だから、とっておきの宿題を与えていた。

 戻ってくる頃には、二人とも大きく成長しているだろう。


 ◇


 役人によって、慌ただしく屋敷のドアが叩かれる。

 いつもは使用人が出迎えるが、今回は俺が行く。


「どうのようなご用件でしょう?」

「ルーグ・トウアハーデはいるか!?」


 眼の前の男は、中年であり、俺よりも少し背が低い。威圧的な物腰だが、どこか卑しさを感じる。

 いかにもな小悪党だ。


「俺がそうです」

「先日、手紙が届いただろう。マーレントット伯爵殺害の容疑で貴様を王都に連行する」

 当然ながら、手紙などは届いていない。

 俺を嵌めるために、奴らは事故で届かないようにした。

 俺はあえて何も知らない振りで動揺してみせる。

 そんな手紙は受け取っていない、いったい何を言っているかわからない、何かの間違いだと、喚いてみせた。


 そんな演技をしながら相手の反応を見る。

 もし、ただの役人であれば、多少不審に思い説明をするだろう。

 しかし、もしこいつが買収されているのなら……。


「見苦しいぞ、この殺人犯が! さっさと来い!」


 腰の剣を引き抜き、脅し……その口には嘲りの笑み浮かべた。

 こいつは知っている。手紙は届くはずがなかったことを。


「行きます。俺の無実を証明するために」


 そう言った瞬間、殴りかかってくる。なるほど、貴族を連行するだけあって魔力持ちが選ばれていたようだ。

 殴りかかってくるのは予想していたことだし、その一撃はあまりにも鈍く、インパクトの瞬間首を振って衝撃を逃がすのは容易かった。

 派手に見えるがほとんどダメージはない。

 にも関わらず、よろけて尻もちを打って、恐怖に怯えた表情を作り頬を手で押さえる。

「聖騎士と言ってもこのざまか! なんだ、その反抗的な眼は、まったく反省が見られないな! 王都につくまでたっぷりと可愛がって矯正してやる!」


 好きなだけ調子に乗って置くといい。

 そのツケは後で払わせる。


 ◇


 馬車に乗る際、両手を縛られ、魔術を詠唱できないよう、猿轡さるぐつわまでつけられた。

 そして、予想通り全ての私物を没収されている。


 全てと言っても、軽い持ち物検査でわかる範囲でザルもいいところ。

 俺の監視役は二人で、両方ともカロナライ侯爵によって買収済らしい。

 馬車に乗ってからは、想像通りの展開で笑えてくる。

 罵詈雑言を吐き散らし、飯の時間には手が滑ったと俺の飯をひっくり返して、わざと靴で踏みにじる。


 その役人どもは、さきほどから首に針が突き刺さり、目を開けたまま全身を弛緩させて喪失状態だ。

 俺はそんな二人に囲まれながら、両手を縛る鉄の鎖を解き、猿轡を外す。

 そして、ゆうゆうと【鶴皮の袋】を取り出して、タルトの作ってくれたパンを食べる。 固いがしっとりしていて、たっぷり詰まったドライフルーツとナッツで贅沢な味わい。

 バスケットには暖かいスープが入った水筒も入っていて、ありがたい。

 暖かいスープでささくれだって心が、穏やかになっていく。


「うまいな。タルトの奴、また腕をあげたか」


 タルトが食事をもたせてくれて助かった。

 腹も膨れたことだし、裁判用の資料を読み直す。

 こうまでしているのに、役人どもはというとたまに独り言やあーとか、うーとか気持ち悪い声を垂れ流しながら指先がぴくぴくと動いているぐらい。


 こうなったのは、俺が首筋に針を使って薬を打ち込んだから。

 暗殺者が本気で隠した暗器を、こいつら程度が見つけられるわけがない。そして、両手を塞がれようと、これぐらいの芸当はやってみせる。


 打ち込んだ薬は、もしものときのために作っておいた強力な自白剤。

 あまりに強力すぎて、打ち込まれたものは夢と現実の境界線がわからなくなり、目をあけたまま、夢を見て、自分の都合がいい世界を味わえるという代物。


 漏れ出てくる独り言を聞くと、どうやら夢の中で俺をいたぶっている。

 金持ち貴族で次期当主。容姿が良くて誰からも称賛される俺が気に食わないようだ。

 そんな俺を自由を奪った状態で殴りつけるのが楽しくて仕方ないらしい。


 この薬のメリットは、夢と現実の境目がわからなくなる性質のおかげで、薬が効いている間の数時間に行われた妄想を現実と思い込むこと。

 普通に気絶させるのとは違い、ちゃんと記憶が残っているため、正気に戻ったあとも、俺が何をしたか気付け無いのだ。


 王都につくまで、定期的にこの薬を投与する。

 こうしておけば大人しくなるし、のちの布石にもなる。

 この薬を常用すると非常に頭が柔らかくなり、染めやすくなるのだ。

 到着前日からは、少々お薬の種類を変えて、俺のポチにしていろいろと協力してもらうつもりだ。


「こんな薬使うつもりはなかったんだがな。後遺症がえげつないやつだし」


 相手がただの役人なら、王都まで大人しくしておくつもりだった。

 しかし、買収された上、俺を楽しみながら痛めつけようとした。

 そんな相手に、気を使うほど優しくない。


「さてと……資料は読み込んだし、魔法開発でもするか」


 久しぶりに、ゆっくりとした時間がとれた。

 思う存分、魔法開発を行うとしよう。

 紙とペンを取り出す。

 最近、ディアに驚かされてばかりだ。俺もディアを驚かす魔法を作らねば。

 ちょうど、作ってみたい魔法があったんだ。

 ディアに見せると、きっと喜び、それからその発想を発展させて新たな魔法を作ってくれるだろう。

7/1に角川スニーカー文庫様から第二巻が発売されました

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