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【野球】

JR東海、2年連続初戦突破 戸田が8回2死まで無安打、都市対抗

2019年7月14日 紙面から

日本通運戦に先発し、8回途中1失点のJR東海・戸田=東京ドームで

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 社会人野球の日本一を決める都市対抗大会は13日、東京ドームで開幕し、東海地区第7代表のJR東海(名古屋市)が2-1で一昨年準優勝の日本通運(さいたま市)に競り勝ち、昨年に続き初戦を突破した。先発の戸田公星投手(31)が8回2死まで無安打無失点に抑える好投。4番の池田樹哉内野手(32)が先制打を含む3安打とベテランの活躍が光った。

 投打ともに活躍したのは30代の選手。JR東海の久保恭久監督(58)は「ベテランは頼りになりますねえ」と勝利の立役者となった2人の働きに感心していた。

 エースの戸田は140キロ台中盤の速球にフォークや縦のスライダーなどを交え、三振の山を築いた。7回1死から4者連続で奪うなど8回まで毎回の13奪三振。2-0の8回2死から本塁打を浴び、次打者に四球を与えて降板したものの、先発の役割を果たした。

 「もともとゴロを打たせる投手。変化球がいいところに落ちてくれた。東海予選は僕のせいで苦しんだので、みんなを助けられて良かった」。予選終了の翌日から、右脚に長く重心をかけるフォームに修正したことも吉と出た。

1回裏JR東海2死三塁、池田が右前に先制打を放つ

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 4番の池田は1回2死三塁で一、二塁間を破る先制打。その後も左方向へ流し打つ安打を2本続けた。「みんながつないでできたチャンスだったので何とかしたかった。中田が出たがっているので勝っていかないと」。左アキレス腱(けん)を痛めて戦列を離れている元中日の中田亮二内野手(31)が復帰するまで、負けるわけにはいかない。 (堤誠人)

日本通運(さいたま市) 000000010―1

JR東海(名古屋市) 10010000x―2

(通)高山、阿部、和田、庄司、相馬-木南

(海)戸田、喜久川-牛場

本塁打 諸見里(通)

▽1回戦

きらやか銀行(山形市) 000000000―0

パナソニック(門真市) 00100000x―1

(き)小島、塚本-安成

(パ)榎本、藤井聖-三上

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