【芸能・社会】中居正広「あなたが一番愛されちゃってるよ」 ジャニーさん死後初めて思い語る2019年7月13日 13時46分 タレント中居正広(46)が13日、司会を務めるテレビ朝日系「中居正広のニュースな会」(土曜午後0時)に出演し、9日に死去したジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長について初めて言及。たくさんの人に惜しまれ「あなたが一番愛されちゃってるよ」と語り、涙をこらえるような表情を見せた。 ジャニーさん死後、所属タレントが次々にコメントを出したが、中居はこれまで沈黙を守っていた。中居は11日に国際大会「世界野球プレミア12」公認サポートキャプテン就任発表が予定されていたため、ジャニーさんへのコメントを「差し控えていた」と説明。その分、番組ではジャニーさんへの思いを語った。 ジャニーさんが亡くなったことについて「僕個人としてもとても大きな出来事」と心境を吐露。「(所属タレントの)コメントを見てると着飾ることなく素直な気持ちでされている。企業の社長が亡くなったことで、こんなコメントが集まるのかなと不思議」と人望の厚さに感心。 中居にとってジャニーさんは「怖かったほうですね。ダメ出し、プライベートもすごく厳しくしてもらいました」とし、ステージ演出のために照明の種類などを教わったという。 SMAPを結成し、アイドル活動のほか、現在はトーク番組やバラエティー番組への出演も多いが「トークのスキルを最初に見いだしてくれたのがジャニーさんだった」と明かした。15、16歳の時に光GENJIのライブの前説をやらされ「この世界に入ってマッチ(近藤真彦)や少年隊みたいになりたいと思っていたのに『何でトークばかりさせるのか』」と当時は不審に思っていたが、自身の才能を見抜いていたジャニーさんの思いに「後に気付いた」と説明した。 共演者から最後にジャニーさんにかけた言葉を聞かれると「ちょこちょこ(病室に)行っていた。『バイバイ、また来るね。また、しあさって来ますんで』というのが最後だったかな」と振り返った。 最後に「たくさんの人に愛されるように(タレントを)教育・育成して世に出している。『皆さんに愛されるように頑張りなさい』というジャニーさんが、一番愛されているなと感じます。本当に言ってあげたい。『あなたが一番愛されちゃってるよ』と」と天を指さすようなしぐさを見せながら語った。
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