2017年08月12日更新
百合 小説 読書

意外と珍しい?実際に読んで面白かった「百合小説」のおすすめを紹介

百合を題材にした漫画やアニメはこの世に数多く存在しても、意外と小説って珍しいですよね。 小説ならではの丁寧な描写で深く楽しめる百合小説のおすすめを、私が実際読んで面白いと思ったものの中から紹介します。

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鹿乃江さんの左手

ある女子校で起こる“不思議で残酷な出来事”を描く3つの連作短編集。「この学校には魔女が棲んでいて、どんな願いごとも一つだけ叶えてくれる」という噂。絵空事と思っていた生徒の前に、ある日魔女を名乗る女性が現れて…。第2回ポプラ社小説新人賞・特別賞受賞作。
引用元:www.amazon.co.jp(引用元へはこちらから)

丁寧で、少し不思議な物語 比較的ライト

「からくさ萌ゆる」「闇に散る」「薄墨桜」の独立した3つの物語からなる、百合を題材にした短編集です。
学校になじめない女の子、先生との恋愛、幽霊、学校の魔女の噂話など、百合心をくすぐる設定が数多く登場します。
小説ならではの登場人物に対しての丁寧な描写がされており、物語をして大きな起伏は無いものの、穏やかな百合が好きな私としてはなかなか好みの作品でした。
是非お勧めです。

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安達としまむら

体育館の二階。ここが私たちのお決まりの場所だ。今は授業中。当然、こんなとこで授業なんかやっていない。ここで、私としまむらは友達になった。好きなテレビ番組や料理のことを話したり、たまに卓球したり。友情なんてものを育んだ。頭を壁に当てたまま、私は小さく息を吐く。なんだろうこの気持ち。昨日、しまむらとキスをする夢を見た。別に私はそういうあれじゃないのだ。しまむらだってきっと違う。念を押すようだけど、私はそういうあれじゃない。ただ,しまむらが友達という言葉を聞いて、私を最初に思い浮かべてほしい。ただ、それだけ。日常を過ごす、女子高生な私としまむら。その関係が、少しだけ変わる日。
引用元:www.amazon.co.jp(引用元へはこちらから)

ほっこりにやにやできる

かわいい女の子がお互いの友情をを深めながら、お互いのことを少しずつ知っていくという物語です。
百合の本質である(私は勝手にそう思っている)かわいい女の子同士の交流を陰から見守ることが出来る作品で、元気がないときに読み返したりしています。フフッと笑えるところなんかもあったりで、すごくいいんです。
学校の描写もリアルですし、ラノベ特有の着飾った台詞も少なくて、すっと物語に入り込むことが出来ます。
お勧めです。

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まとめ作者