百合を題材にした漫画やアニメはこの世に数多く存在しても、意外と小説って珍しいですよね。 小説ならではの丁寧な描写で深く楽しめる百合小説のおすすめを、私が実際読んで面白いと思ったものの中から紹介します。
ある女子校で起こる“不思議で残酷な出来事”を描く3つの連作短編集。「この学校には魔女が棲んでいて、どんな願いごとも一つだけ叶えてくれる」という噂。絵空事と思っていた生徒の前に、ある日魔女を名乗る女性が現れて…。第2回ポプラ社小説新人賞・特別賞受賞作。
引用元:www.amazon.co.jp(引用元へはこちらから)
「からくさ萌ゆる」「闇に散る」「薄墨桜」の独立した3つの物語からなる、百合を題材にした短編集です。
学校になじめない女の子、先生との恋愛、幽霊、学校の魔女の噂話など、百合心をくすぐる設定が数多く登場します。
小説ならではの登場人物に対しての丁寧な描写がされており、物語をして大きな起伏は無いものの、穏やかな百合が好きな私としてはなかなか好みの作品でした。
是非お勧めです。
百合好きなら
「鹿乃江さんの左手」
「幽霊列車とこんぺい糖」は本当読んで損はないと思う
ただちょっと後者は手に入れるの苦労すると思われるので
まず前者をお試しになってみてほしい
勿論それ以外にもたくさん素晴らしい百合小説、百合ラノベはあるから
漫画しか読んでないという人は是非是非
どうでもいいけど鹿乃江さんの左手って小説女子高で魔女が出てきて百合だから是非読んで
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体育館の二階。ここが私たちのお決まりの場所だ。今は授業中。当然、こんなとこで授業なんかやっていない。ここで、私としまむらは友達になった。好きなテレビ番組や料理のことを話したり、たまに卓球したり。友情なんてものを育んだ。頭を壁に当てたまま、私は小さく息を吐く。なんだろうこの気持ち。昨日、しまむらとキスをする夢を見た。別に私はそういうあれじゃないのだ。しまむらだってきっと違う。念を押すようだけど、私はそういうあれじゃない。ただ,しまむらが友達という言葉を聞いて、私を最初に思い浮かべてほしい。ただ、それだけ。日常を過ごす、女子高生な私としまむら。その関係が、少しだけ変わる日。
引用元:www.amazon.co.jp(引用元へはこちらから)
かわいい女の子がお互いの友情をを深めながら、お互いのことを少しずつ知っていくという物語です。
百合の本質である(私は勝手にそう思っている)かわいい女の子同士の交流を陰から見守ることが出来る作品で、元気がないときに読み返したりしています。フフッと笑えるところなんかもあったりで、すごくいいんです。
学校の描写もリアルですし、ラノベ特有の着飾った台詞も少なくて、すっと物語に入り込むことが出来ます。
お勧めです。
安達としまむら
ラノベでガチ百合という珍しい組み合わせ。中二病の絵師かつあだしまの関係がユーフォのくみれいを思わせることから京アニの初電撃文庫アニメ化はこれになると予想してる
#電撃文庫この一冊
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