センバツ優勝校が、まさかのコールド負けで姿を消した。東邦が13日、愛知県春日井市の春日井市民球場で行われた全国高校野球選手権愛知大会の2回戦で、星城に3-10で8回コールド負け。平成最後の甲子園大会だった今春センバツを30年ぶりに制し、平成最初&最後の優勝を成し遂げたが、春夏連覇と令和最初の甲子園制覇を目指した夏は、早すぎる最後となった。
今大会初登板で先発した今秋ドラフト上位候補の石川昂弥内野手(3年)が、3本塁打を浴びるなど、7イニング13安打9失点。打線は3回に3点を先制したものの、その後は星城の146キロ右腕、石黒佑弥投手(3年)に封じられた。石川は「力んで、球が甘くなった。とにかく悔しい。もう一度、甲子園に行きたかった」と厳しい表情で話した。