12日に大阪市のエディオンアリーナ大阪で行われた世界ボクシング協会(WBA)ミドル級タイトルマッチで挑戦者の村田諒太(33)=帝拳=が王者ロブ・ブラント(28)=米国=との再戦で2回TKO勝ちし、王座に返り咲いた。日本ジム所属選手で、世界ベルトを奪われた相手から取り返したのは輪島功一(2度)、徳山昌守に次いで3人目。
村田は自身初の世界戦だった2017年5月の同級王座決定戦でアッサン・エンダム(フランス)に不可解な判定で敗れたが、同年10月の再戦でタイトル奪取。昨年10月に2度目の防衛戦でブラントに判定負けした。