【芸能・社会】ジャニーさん家族葬に約150人 国分、井ノ原が司会2019年7月13日 紙面から 解離性脳動脈瘤(りゅう)破裂によるくも膜下出血のため9日に87歳で亡くなったジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長の家族葬が12日、東京都内にあるビル「ジャニーズアイランド」の稽古場で行われ、近藤真彦(54)、少年隊、TOKIO、KinKi Kids、V6、ジャニーズJr.のメンバーたちなどベテランから若手まで約150人の所属タレントたちが参列し、ジャニーさんに別れを告げた。 家族葬は、これまで数多くのステージをプロデュースして来たジャニーさんにとって、人生で自身が上がる初めての“ステージ”となった。 祭壇の中央に飾られたのは、ジャニーさんがギネスブック2012年版用に撮影した、キャップにサングラス姿の遺影。ジャニーさんが見守る中、司会をつとめたのはトークを“武器”にテレビ番組で活躍するTOKIOの国分太一(44)とV6の井ノ原快彦(43)。2人は式次第を守って進行をつとめながら、参列者たちがジャニーさんを明るく笑顔で送り出せるようにつとめたという。 参列者を代表し、少年隊の東山紀之(52)、Jr.内のグループ・HiHi Jetsの高橋優斗(19)、KinKiの堂本光一(40)、そして近藤の順にジャニーさんへの感謝とお別れの言葉を送った。それを聞いて目を潤ませたタレントもいたというが、家族葬がエンディングに近づくにつれて、今後についての決意を固めたようにタレントたちの目に力強さが増して行ったという。 ジャニーさんの通夜・告別式について、事務所は「ジャニーの子供でございますタレントたちとJr.のみで執り行う家族葬とさせていただきます」とし、時間と場所は非公表だった。 事務所によると、ジャニーさんにとっての「子供たち」である所属タレントたちは、ジャニーさんにとってふさわしい“ステージ”となるように一致団結。多忙なスケジュールをぬって、会場の設営から運営に至るまで、できる限り自分たちの手で作ることにこだわったという。 この日参列したのは現役の所属タレントのみ。後日、ジャニーさんのお別れ会が開催される。 <近藤真彦の話> ジャニーズらしい、葬儀になりました。時には涙、時には笑いと、ドラマチックな意味のある時間でした。一人一人が、ジャニーさんを語りました。この3週間、東京・大阪に限らず全国のお世話になった方たちに心から感謝申し上げます。これからも、タレント一丸となって頑張りますので、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
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