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【ドラニュース】

松坂、1軍合流 16日先発へ 今季初登板、楽しみと不安と半々

2019年7月13日 紙面から

マウンドから投球する松坂=ナゴヤドームで(中嶋大撮影)

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 右肩痛からの復活を目指す中日の松坂大輔投手(38)が12日、ナゴヤドームで行われた1軍練習に合流した。16日の阪神戦(ナゴヤドーム)で今季初先発が決定的な右腕は、今年から硬くなった本拠地のマウンドで投球練習し、好感触を口にした。

 2月の沖縄キャンプ中に離脱してから5カ月。「平成の怪物」が令和になって初めてナゴヤドームのマウンドに立った。一部投手による練習の最後に捕手を立たせたまま腕を振る。変化球を交えて32球を投げ終えると、松坂は穏やかな笑みを浮かべた。

 「久しぶりにドームで練習したけど、日差しも強くなくて練習しやすかった。マウンドを確認する意味で投げたけど、特に違和感はなかった。もともと硬い方が好きなので嫌な感じはなかったです」

 粘土質の硬いマウンドは、もともと大リーグで主流となり、近年日本に入ってきたもの。メジャー通算158試合登板の松坂にとっては勝手知ったる地盤だ。

 フリー打撃では柵越えを1本披露し、キャッチボールや長距離ダッシュもみっちりこなした。投球を受けたルイス通訳兼ブルペン捕手は「球に力があったし、今年の方が制球がいい」と指摘。見守った阿波野投手コーチも「試合に入っていける状態に仕上がっている」と目を細めた。

 

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