オーバーロード<落書き集> 作:焼きプリンにキャラメル水
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※注意※
オリキャラ出ます。
※※※※
『ジークフリート』
主人公。種族は人間。
ワールドチャンピオン・ヨトゥンヘイム。順位は1位。
基本的に自分から会話やPKを行わない為、彼の実力を知る者は多くはない。
ワールドチャンピオンの大会で優勝するまでは彼は無名のプレイヤーであった。
彼の所属するギルドなどは全て不明。噂ではソロプレイヤーではないかと疑われていた。
リアルでは総合格闘技のチャンピオン。
彼女
ジークフリートと同じギルドのメンバー。人間種。
リアルでは幼馴染。後に妻となる。
ユグドラシル内で出会った際に最初はジークフリートが幼馴染だとは気づかなかった。後に色々あって気付く。
最終日に一緒に世界を回った。
『しーかー』
ジークフリートの所属するギルドのリーダー。亜人種?
ジークフリートや彼女をギルドに誘った張本人。
好奇心の塊みたいな人物。
最終日には予定があり来なかった。
ユグドラシルには九つの
ミドガルズ、ヨトゥンヘイム、ニタヴェリール、アーズガルズ、アルフヘイム、ヴァナヘイム、ヘルヘイム、ニヴルヘイム、ムスペルヘイムの以上九つである。
その内の1つであるヨトゥンヘイムの中に一つの拠点『ヴィーザルの隠遁小屋』がある。この拠点はNPCレベルは1000にも満たないが、ある効果を持つために非常に便利な場所であった。そのためギルド拠点にはもってこいの場所である。
北欧神話においてヴィーザルは主神オーディンを父に持つ者である。この神話においてオーディンを飲み込む程の狼のフェンリルの下顎を踏み、上顎を引き裂いたり剣で心臓を突き刺したといった活躍を見せた人物でもある。そんな彼には大きな特徴が三つあった。
一つは森の中で隠遁生活を送ったことだ。どういう理由かは不明だが彼は森の中で隠遁生活をしていた。一説にはいつかくるラグナロクの為に力を付けるためという見方もある。
二つ目は特殊な靴を履いていることだ。この靴はヴィーザルの母である巨人族のグリーズがヴィーザルに贈ったとされるものである。この靴は後に彼がフェンリルの下顎を踏んだ際に履いていたとされる程に頑強な靴でもある。
三つ目は北欧神話において彼は賢かった点だ。ラグナロクを起こしたとされるロキとの口論の際にヴィーザルだけは口達者であるロキですら詰められることはなかった。まぁこの点に関しては拠点とはほぼ関係なく、ここを拠点とするギルドのリーダー『しーかー』さん曰く『インテリって感じで良いよね?』とのことだ。
話が逸れたが、多くの神々が死に絶えたとされるラグナロクですらヴィーザルは生き延びている。
『強さ』や『賢さ』を兼ね備えた神。それがヴィーザルである。
その彼の伝説を具現化した様な効果をこの拠点にはあった。
このギルドのメンバーは拠点内を中心に一定範囲(森林内)にいる限り拠点を他者に認識されることは不可能になっているのだ。ただし隠密性の高い性能上、NPCポイントの低さとは裏腹にそれなりに運営資金が必要であるといったデメリットもある。戦闘職が非常に少ない『このギルド』にとって運営資金を稼ぐのにモンスターを倒すという手段は基本的には無い。そのためギルド間の取引やそこで得たものの販売などで運営資金を稼ぐようにしていた。これはモンスターを倒すことに比べたら非常に非効率といえた。ただし取引に成功すれば十分元は取れる(それでもギルメンが少ない時は取引数もそれに比例して少なく余裕がなくて大変であった)。
それなら他のギルド拠点にすればいいではないかと考えるかもしれない。しかし戦闘職が非常に少ない『このギルド』は一部のプレイヤーやギルドによりPKされることも珍しくはない(流石に「2ch連合」を除いた上位ギルドからPKされることは無かったが・・)。そのためこのギルドの隠密性の高さは非常に魅力的である。なので他の拠点に移るという選択肢はありえなかった。
『このギルド』がこの拠点を発見したのは全くの偶然であり、ギルドメンバーがとあるイベントの報酬で入手していた珍しいアイテムである『ヴィーザルの靴』(性能はゴミ)のおかげでこの小屋を発見できたのだ。
ギルドメンバーの一人が様々なギルドとの取引から集めた情報から考察した結果、世界級アイテム『
ギルド拠点内に細工をした訳ではないので『システム:アリアドネ』の条件は無事クリアできたのだ。おかげで規約違反にもならず、なおかつ不可侵の拠点を入手することに成功したのだ。勿論、そのギルメンは新しくアカウントを作成し再びギルドに戻ってきた。その時のギルメンが彼女である。
「楽しかったなぁ・・・」
「そうね。12年。ユグドラシルを楽しんだわね」
「あぁ」
「みんないなくなったね。全盛期には85人いたのに・・・」
それは伝説の異形種ギルドのアインズ・ウール・ゴウンの倍以上の人数だ。
今や大半が引退し、『引退だけしていない』メンバーが七人。
唯一リーダーである『しーかー』さんだけは俺や彼女同様に未だにユグドラシルをして『未知』を探し続けていた。しかし今日彼は何か特別な用事があるらしく、これなかったのだ。
「先月オフ会も7人でしたし、ユグドラシル内でも同じメンバーで宴会もした。楽しかったなぁ・・・。でも最後はやっぱりみんなで迎えたかったね」
ギルドメンバーの多くはユグドラシル最終日に予定が入っており、今回来れなかったのは仕方が無い。
「あぁ、そうだな。このギルドには思い出が一杯あるからな。今思ってもギルドリーダーの『しーかー』さんに誘われて入って本当に良かった。こっちの世界で君に出会えたしな」
彼女が笑顔のアイコンを出してきたので同じアイコンで返事する。
「ねぇ?ジークフリート。バカみたいな話だけど、ユグドラシルが現実になったらどうしたい?」
「ユグドラシルが現実に?」
普通なら馬鹿馬鹿しいと一笑するだろう。だが彼女は冗談でそういうことを言う人間ではない。
「そうだな・・・・俺は・・・」
そこで言葉を一度区切った。
「世界を救う『ヒーロー』になりたい」
「誰よりも優しくて、誰よりも強い、あなたらしい答えね」
そう言って彼女は微笑んだ。
「なぁ?」
「なーに?」
「まだ半日あるし、最後に思い出巡りしないか?」
「デートの誘い?いいよ・・行こう!」
数々のワールドを巡った。
ヨトゥンヘイム、ニタヴェリール・・・・
アーズガルズ、アルフヘイム、ヴァナヘイム・・・・
ヘルヘイム、ニヴルヘイム、ムスペルヘイム・・・・
そしてミドガルズ。
当時ギルドみんなで旅した様に、『ワールドサーチャーズ』のみんなで旅した様に・・・
世界を見て回ったのだ。
今二人はミドガルズの上空を<
「信じられるか?この世界が終わるなんて」
「嘘みたいよね。こんな宝石箱みたいな世界が終わるなんて」
その世界はあまりにも綺麗であった。
月が浮かび、星空が見える・・・・
ガスマスクも人工心肺も必要としない世界。
それゆえ彼女は『宝石箱みたい』と表現したのだ。
二人は初めてユグドラシルをプレイした時を思い出した。
まだお互いが出会う前の出来事。
『未知』の中に放り投げられたプレイヤーの一人でしかなかった。
初めてモンスターを倒した爽快感、
初めてドロップしたデータクリスタルを手にした興奮、
初めて表示されたレベルアップ画面を決定したあのワクワク、
初めてギルドに入れてもらった嬉しさ、
そう・・・・
それは全てが『未知』であり、全てが『初めて』な世界。
何一つ『終わり』の無い
運営は理不尽でこそあったが、何かを『終わり』にすることは無かった。
この世界はとても優しかった。
まるで無邪気な子供が見る優しい夢の様に。
「後30秒で終わりだな・・・」
「本当に楽しかったね」
「あぁ。本当に楽しかった。最高だった」
00:00::00
そして世界は終わった・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・はずであった。
だが終わらなかった。
代わりに始まったのだ。
『終わり』の・・・いや『破滅』の始まりが。
ジークフリート 設定
ジークフリート
ワールドチャンピオン・ヨトゥンヘイム。順位は1位。
所属ギルドはギルドランク2位『ワールドサーチャーズ』。
ユグドラシル内では彼について情報を知る人物はほぼいなかった。それはアインズ・ウール・ゴウンですら例外ではなかった。
ユグドラシル初期ではソロプレイヤーであった。ソロ時代にPvPを繰り返し続けた為に戦闘の経験が他のプレイヤーに比べ圧倒的である。ソロプレイヤー時代が長く、そのことから多くのギルドは彼を勧誘しても攻撃は絶対しなかった(攻撃すれば敵対ギルドに味方されると考えていたため)。
色々あって当時クランであったワールドサーチャーズと出会い、どういうわけか意気投合。やがてお互いに信頼していく。その後、色々あってクランの『ワールドサーチャーズ』に正式に所属することになる。ギルド結成時にいたメンバーの一人。
彼の強さはリアルの運動神経もあるが、『ワールドサーチャーズ』が持つ『情報』を駆使してレベル構成を調整した努力の結晶でもある(人間種はプレイヤーからは人気であり、ギルド間の取引などの際はその手の情報がかなり多く集まりやすかった)。その際にワールドサーチャーズも彼もレベル構成についてあれこれ話していき仲良くなった。
アインズ・ウール・ゴウン同様ワールドチャンピオンという公式チートの戦士職でありながらリーダーを務めていない。ワールドアイテム『ファウンダー』を所有しており、最終日時点ではレベル構成はそれに『依存』した強さ。そのため最終日時点であれば最強。ただし純粋な戦闘能力なら『たっち・みー』の方が上(ただし運動神経は自分の方が上)だと考えている。
彼一人で『ワールドサーチャーズ』の戦力としては(ファウンダーを装備しているため)十分である。そのため彼の存在によりこのギルドはPKを恐れずに『未知を楽しむこと』を最大限出来たといっても過言ではない。
なおギルドメンバーたちとの仲は良好。リーダーである女性とはリアルでは幼馴染であり恋人である。後に妻になる。
ワールドチャンピオン1位で有名であるも、アインズ・ウール・ゴウンからすれば彼のプレイスタイルから襲撃される心配はないこと(彼自身自分からプレイヤーやギルド拠点に襲撃することはなかった)と彼がソロであること(実際はワールドサーチャーズに所属している)を理由にほとんど警戒されなかった。ただし敵対するのは避けており、それゆえ進んで接触はしなかった。
なおワールドチャンピオンのみでギルド結成の話が出た時に反対した人物の一人。理由は『ワールドチャンピオンだけで結成しても生き残れない』と冷静に考えた結果。ちなみに『たっち・みー』はギルドへの愛着から反対している。
ワールドチャンピオン同士で集まった際にPvPで戦うことを辞退している。その際に『たっち・みー』が話した感じからすると好戦的な性格ではないらしく、ユグドラシルには強さを求めていないらしい。ちなみにどこか『モモンガ』に似ているとのこと。ちなみにこの時に『たっち・みー』は三位のヘルヘイムのワールドチャンピオンと戦闘し敗北した。
『レベル構成』
種族Lv0 / 職業Lv100
種族レベル詳細
人間種のため種族レベル無し
職業レベル詳細
戦士職Lv20/魔法職Lv80
ワールドチャンピオン
ワールドガーディアン
その他
『所有アイテム』
ファウンダー
その他
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ファウンダー
世界級アイテムの1つ。
指輪。メイン効果は『全ての位階魔法の消費コストを1にする』。
ワールドチャンピオンに最初になったジークフリートに運営から贈られた世界級アイテム。ちなみにその他にも『たっち・みー』の『コンプライアンス・ウィズ・ロー』に匹敵する優勝賞品を選択し入手している。
※ファウンダーは日本語訳で「始祖」。
※最初にワールドチャンピオンを取得した彼にこのアイテムが運営から贈呈された。
※『ファウンダー』に関しては『やがみ0821』さんの設定を真似させて頂き、許可を頂いた上で使用させて頂いています。
________________________
・ワールドガーディアン
バランスブレイカーと評される魔法職。詳細不明。
取得条件は非常に困難。『運営狂っている』と叫びたくなるようなもの。
強いていうならば『ワールドサーチャーズ』の様なギルドだからこそ発見・取得できたといっても過言ではない。ステータスも大幅に上昇する。
ワールドディザスター同様、魔法を使用するに至り燃費は非常に悪い。ただし攻撃に特化しているワールドディザスターに比べると幅広い魔法の種類が強化されるので応用はしやすい。あまりの燃費の悪さからワールドサーチャーズは『世界級アイテムを装備する前提でのクラスではないか』と考えていた。
ちなみにワールドチャンピオンの大会に初優勝した際には純粋な戦士職であったため、これを取得していない。
最大レベル5。
『守護神に選ばれし者』
常時発動型スキル。ワールドガーディアンLv5時に取得可能。
一部の位階魔法が特殊強化し新たな効果に出来る。ただし消費コストも相応になる。
流石に再詠唱時間もそれ相応。
なお新しく選択できるようになるので既存の位階魔法も変わらず使用可能。』
補足:最大取得魔法が400。リングコマンドが480。WGの特殊魔法数は80個である。
補足:WGの彼が使用できる特殊魔法はせいぜい10個と少し。全ては取得していないし発見した特殊魔法は20個と少し。
補足:世界級アイテムのファウンダーにより消費MPは1になる。
補足:基本的には『パーフェクトウォリアー』を使用し戦士として活動。
補足:機会は無かったが実力あるプレイヤーと戦う際はワールドガーディアンをメインとした戦略を立てる。
『超位爆発<オーバー・ブラスト>』
核爆発が強化された際の特殊魔法。
核爆発の効果の大半はそのままだが、威力は10位階魔法「朱の新星」と同等、範囲は自由自在に変更できるといった仕様になり使い勝手が良くなっている。
『超位道具作成<クリエイト・オーバー・アイテム>』
上位道具作成が強化された際の特殊魔法。
伝説級の装備を魔法で作成できる。これを使い装備を使い捨てて物量で戦うことも可能。
『超位転移<オーバー・テレポーテション>』
上位転移が強化された際の特殊魔法。
攻撃された瞬間に転移すればダメージを少し軽減できるという性質を持つ。
設定上は使用者のダメージの一部を転移しているからである。
『超位刻止<オーバーストップ>』
時間停止が強化された際の特殊魔法。
魔法使用中は時間対策を行っていても相手のバフを無効化(バフの効果の時間も停止する)ことが出来る。
『超位飛行<オーバーフライ>』
飛行が強化された際の特殊魔法。
自身に使用時に移動速度が少し素早くなる性質を持つ。
アイテムにも使用することが出来るようになっている。これを使って武器を飛ばすことも一応は可能。
『完璧なる戦士<パーフェクトウォリアー>』
とあるクラス取得時に得られる戦士化の魔法。
自身のレベルを全て戦士化するというもの。副次的な効果で特定の職にしか装備出来ないアイテムもクラスに関係なく装備できるようになる。
一部を除いて基本的にこれを使用して自身のレベル構成を悟らせないようにしている。
ファウンダーにより消費MPが1になっているので、MPの自然回復と均衡せずにMPが回復できる。そのため魔法詠唱者として戦えなくても戦士として戦うことも十分可能。ただしこの状態だとワールドチャンピオンや上の上のプレイヤーには当然通用しない。
当然だがこの魔法を使用中は他の魔法は全て使用できなくなる。
なおこの魔法を取得するには魔法職のレベルをある一定のレベルまで上げなくてはならなかった。
・ワールドチャンピオン
公式の武術大会で優勝したことで取得したクラス。順位は1位。
次元断切や次元断層を使用可能。
戦士職で得たスキルは<完璧なる戦士>を使用時にも使用可能。
初優勝の際は純粋な戦士職であった。
『次元断切<ワールドブレイク>』
あらゆる魔法防御を無効化し攻撃するスキル。
とてつもなく強いスキル。
『次元断層』
あらゆる攻撃を防ぐスキル。
タイミングさえ合えば世界級アイテムの効果をも防げる。
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p.s 書いてて思いましたが、タイトルがラノベっぽいですね。