7月10日 18時20分

物置に赤ちゃんの遺体　男女を逮捕

金沢市内の住宅にある物置に赤ちゃんの遺体を放置したとして警察はこの家に住む男と知人の女を逮捕しました。死体遺棄の疑いで逮捕された金沢市額乙丸町の大工、角斉容疑者（４６）と知人で野々市市三日市の無職、福井理恵容疑者（３２）は、共謀して角容疑者の自宅の物置に、赤ちゃんの遺体を放置した疑いが持たれています。「死体を預かっている」と角容疑者から相談を受けたとして、知人の男性が警察に通報し、捜査員が物置から半透明の袋に入った赤ちゃんの遺体を発見しました。司法解剖の結果、遺体は死後半年と推定され、女の子と分かりました。２人は容疑を認め、角容疑者は、「やってはいけないことをしました。反省しかありません」と供述。福井容疑者も「自分が産んだ赤ちゃんの死体を放置したことに間違いありません」と供述しています。警察は２人の関係や、動機などを調べています。