待ったなし！憲法改正の国民論議

2018年12月06日(木)
テーマ：憲法

・写真は、大会の様子(砂防会館別館ホール)

「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(全国比例区)です。来年7月の参院選に向けて、自民党から公認を頂きました。引き続き国家国民のため、全力を尽くす所存です。

●憲法改正の国民投票を求める全国大会

12月5日(水)は、憲法改正の国民投票を求める全国大会が、美しい日本の憲法をつくる国民の会主催で、砂防会館別館1階ホールで開催されました。全国から多くの有志1千名以上のご参加を賜りました。私も、参加させて頂きました。

「国民の会」設立から4年間の国民運動の成果は以下です。

賛同者署名　1005万人

国会議員署名　超党派408名　衆280(60％)　参128(52％)

地方議会決議　36都道府県議会(76％)

●海自の海外派遣

全国大会では、櫻井よしこさんの他、芦田昭充・商船三井名誉顧問から、以下話を聞きました。

イランイラク戦争時の80年代、海賊に苦しめられて、在日米軍に頼らざるを得ませんでした。湾岸戦争が発生し、我が国は金しか出せずに、感謝されませんでした。その後、我が国が海上自衛隊の掃海艇を派遣して、機雷を掃海したことから、国際的な評価が変わってきました。海賊対処法が国会で成立して、今日まで、日本商船隊のみならず、世界の船舶が、自衛隊に守られています。私達海運関係者は、毎年自衛隊や海保に対して、感謝の集いを開催しています。国民の9割が自衛隊を支持している中で、憲法学者の過半数が自衛隊を違憲と言っています。この現状を変えるためにも、憲法改正は必要です。

●憲法違反を主張する方々

　その時に、海賊対処に派遣される海上自衛隊を憲法違反だと出張した方々がいました。その際に配布された資料には次のように記載されています。

　伊勢崎賢治(東京外大教授)

　「これは明白な憲法違反です。・・・自衛隊が海外で日本関係船舶の護衛をすることは間違い。アフリカ南端のケープタウンを回ることも必要でしょう。そのために、輸送日数がかかったり費用が増えたりしても、9条を持つ日本人が支払わなければならないコストと受け止めるべきです。」(平成21年5月2日朝日新聞)

　日本弁護士連合会

　「自衛隊の海外派遣の途を拡大し、海外活動における制約をなし崩しにしていくものであり、憲法9条に抵触するおそれがある。」(平成21年5月7日)

　日本教職員組合

　「憲法に抵触する重大な問題であり、看過できない。」(平成21年1月30日)

　彼らは、憲法さえ守れば、国家がどうなっても構わないと思っているのでしょう。

●声明文

全国各地の選挙区ごとのプラカードを掲げる参加者たち

　大会では、声明文が採択されました。