CPU界のビグザムことスレッドリッパー氏が海外では暴落しているそうなんですが、仕方ないことだと思います。
多くの人は3900X(12コア)と2920X(12コア)で比較しがちなんですが、実際は3900X(12コア)が2950X(16コア)と良い勝負をしちゃっているんで…。
しかもシングル性能では3900Xが大幅に上。
YouTubeレベルで言えば、ゲームPCと動画編集PCを使い分ける時代は完全に終わったのかなと思います。
個人的な見解でいうと、3800Xと3900Xにリテールクーラーは付属させないほうがよかったんじゃなかろうか。
メーカーが「自分で冷却を考えろ!」という明確な意思表示をした方がわかりやすかったはず。
(付属クーラーでは性能を100%発揮させるのは厳しい)
AMDのリテールクーラーって中途半端に優秀すぎるんで、自分も含めて過度に期待してしまう人が多そう。
3700Xだけにクーラーを付属させていれば、「安心安全の3700X」「マニアのための3800X&3900X」という構図がハッキリできたんじゃない?
今回一番ショックだったのがコレですわ。
熱でクロックダウンしまくっている中、3900Xが2950Xに勝っちゃうなんて…。
簡易水冷で動かしたら30分を切ってくる可能性もあるんで、そこに期待したいです。
本当は3900X+水冷でも比較したかったんですが、12日の国内追加入荷までに数字をまとめたかったんで、そういうのは本業でやってるベンチマーク職人様たちに任せよう。
3900Xや3950X(9月発売)は、自作PC大好きっ子のための商品と思ったほうがいい。
3年以上前のi7とか、前世代Ryzenからとりあえず買い替えたいというなら3700X。
動画編集やエンコード用途で買うなら、冷却重視の構成で3900X。
1fpsでも高いゲーム性能を求めるなら、冷却重視の構成で3800X。
こんな感じじゃないですかね。
ストライクゾーンの広さという意味では3700Xが最も優秀という評価をしています。
これからPCを買いたいという人と出会ったら、全員に3700Xをおすすめしたい。