昼の仕事では能力がお金で評価されるためには時間がかかりますので、「今までこれだけ稼げていたのに、社会に出るとこれだけしか稼げない」と思い、自分の能力を認めてくれるのは水商売だけだ という錯覚に陥ってしまいます。
●(2)夜型の生活を改めること
『ホステスの仕事を長く続けたせいか、どうしても昼起きるのがつらい 。それに、お酒を飲み、いいものを食べ、座って接客しているので基礎体力がないと感じる』(25歳女性/キャバ嬢)
お酒を飲みすぎて体調を崩すホステスもたくさんいますし、夜遅くまで働くのでリズムを戻すことが大変です。時間の感覚も人とずれてしまっている人が多いでしょう。
●(3)社会人としての感覚を身に着けること
『ホステスのときは評価されたことが、社会人としては評価されない。敬語も間違った敬語を使っているらしく信用されない。自分がこんなに社会から外れていたなんて、昼に働くまで気づかなかった』(24歳女性/ホステス)
若さや外見だけで給料がすぐに上昇するホステスの仕事には、“キャリアを積む”という概念がありません(もちろんテクニック面での向上などはありますが……)。
そのため、長く続ければ続けるほど社会適合性を失っていく ことになります。
●(4)人を信用すること
『毎日のようにお客さんやホステスの