ホステスを真剣にするためには“人を信用する心”なんて邪魔なだけ。必要なのは“信用したふりをするスキル ”です。そんな生活が長くなるとどうなるか……分かりますよね?
●(5)感動する心を持つこと
水商売が長かった人が昼職に就いたときによく言われるのが「上から目線 」。
夜の仕事ではお客さんや後輩からサプライズやプレゼントをもらう機会が多く、感謝や感動する“ふり”はうまくなっても実際に感動する心は薄れていきます。
謙虚さは社会で生きていく中でとても必要なものです。しかし、水商売をしていると謙虚さは時にマイナスになります。図々しさがないと水商売はやっていけないのです。
●「自分は絶対大丈夫」という人ほど抜け出せなくなる
いかがでしたか? ここまで読んでも「自分は絶対大丈夫!」という人ほど気をつけてください。そういう人のほとんどが抜け出せていません。
むしろ、本当にやりたいと思うなら一生ホステスでもいいと覚悟をしてやった方が早めに見切りをつけることができるかもしれませんよ。
●ライター/三田優実(フリーライター)