豪雨に見舞われている地域の皆様にお見舞い申し上げます。
一方で関東は梅雨の気配もありません。水に苦労する夏になりそうです。日本列島を覆う雨雲は、バランスが悪いですね。
週末は関東の水がめであるはずの北関東に行ってきました。雨の気配もなく、暑くて蝉が鳴いていました。
そしてその週末の間にこよりさんが深いフラッシュバックを抱えられたそうでした。
沖縄できちんともてなしを受け、お仕事の報酬をもらった。普通に親切にしていただいたことで、逆に、これまでギョーカイにどれだけひどいことをされてきたか改めて自覚し、負の芋づる式に佐々木先生や主催者にされたひどいことがよみがえってきて、フラバにとらわれてしまったのでした。
沖縄での良い思い出が、つらかった記憶を呼び出してしまうわけです。ここで二次障害回避原理主義者だったら「やはり沖縄に連れて行かなければよかった」となるのでしょう。とにかくつらい記憶を抑えつけておくように。そうやってぼんやりと生きがいも何も与えず障害者の生活を消化試合にするのですね。そして、その人が持っている資質を社会に役立てようという動きも全部封じてしまう。二次障害を避けない、という私たちのやり方はそれに真っ向から反対するものです。トラウマは処理しましょう。そして出てしまったフラッシュバックは有効利用しましょう。ということでまずは当面のつらさを取る方法を愛甲さんにご相談。こよりさんから愛甲さんにお電話していいということでした。電話でできるトラウマ処理があります、と。そして功を奏したようです。よかった。
あとは私のギョーカイトラウマ同様、活用していけばいいのです。それが「治る」ということです。さっそくこよりさんが書いてくださったこと。それはギョーカイの大スキャンダルでした。佐々木正美先生の奥様が「佐々木家の子育ては失敗でした」と満場のお客様の前でおっしゃったという衝撃の事実です。
でも奥様は勇気がある方だと思います。こよりさんのお話を聞いて、そう認められたのですから。そして「ありのままでいいんだよ」の被害を自分のうちだけにとどめようという志をお持ちだったのでしょう。当たり前です。どこのおうちも佐々木先生のような高収入のお父さんがいるわけではありません。そしてその高収入の一部は、こよりさんからの搾取で成り立っていたのです。
大久保さんのツイートを貼らせていただきます。
=====
親なき後を想うからこそ、親御さん達は子育てに悩み、必死にあなたの話を聞いて、本を読んでいたのに、当のご本人の子育ては、結局、「親なき後のために、お金を貯めておきましょう」
15:43 - 2017年7月9日
=====
今回こよりさんを沖縄にお連れして、最初の日に「講師料はいただけるんでしょうか?」ときかれたときにむっとしました。当たり前のことをきくからです。そして「いや、お金がないかと思って」と言われたときには、なんて出過ぎたことをとまたむっとしました。
でもそれでわかったこと。こよりさんはこれまで佐々木先生とお仕事をしたときでも報酬が生じるとは限らなかった。交通費さえもらえなかったこともあった。リウマチがあり杖を使っていて目の病気のせいで視野に欠けもある。そういう身体で出かけているにもかかわらず、送迎さえ手配されないこともあった。佐々木先生にはそういうこよりさんを自分の送迎者に同乗させるだけの思いやりもなかった。
そんな人の言葉にみんな慰められていたなんて、大笑いです。
そしてそういう無礼な待遇を主催者から受けても「いや、うちお金ないんで」とか言われてきたんでしょうね。そしてそれをハイパーりちぎに受け止め「じゃあ仕方ないな」と思ってきたのでしょう。それが向こうの方便だとも知らずに。だから「今回もお金がないのならもらえないな」と思いながらやってきて、ああいう言葉になってしまったのでしょう。
悪気はないのに他人の建前をそのまま信じて別の他人に失礼なことを言ってしまう。自閉っ子あるあるです。私はむっとした。でも悪いのはこよりさんじゃないですね。こよりさんを無料で無礼に使役してきた佐々木先生とこれまでの主催者です。
じゃあなんでそんな目にあうんでしょうね?
それは環境とご本人、両方に原因があるような気がします。
あ、でもこよりさんは悪くないですよ。一万パーセント悪くないです。
でも「付け込まれる資質」は育ててきてしまった方だとは思いました。
そして今、それを治す道が始まったと思います。
不定期になるかもしれません。
二泊三日でわかったこよりさんの姿を私なりに描いてみます。
プロローグはまず、ギョーカイの大スキャンダルからでした。
一方で関東は梅雨の気配もありません。水に苦労する夏になりそうです。日本列島を覆う雨雲は、バランスが悪いですね。
週末は関東の水がめであるはずの北関東に行ってきました。雨の気配もなく、暑くて蝉が鳴いていました。
そしてその週末の間にこよりさんが深いフラッシュバックを抱えられたそうでした。
沖縄できちんともてなしを受け、お仕事の報酬をもらった。普通に親切にしていただいたことで、逆に、これまでギョーカイにどれだけひどいことをされてきたか改めて自覚し、負の芋づる式に佐々木先生や主催者にされたひどいことがよみがえってきて、フラバにとらわれてしまったのでした。
沖縄での良い思い出が、つらかった記憶を呼び出してしまうわけです。ここで二次障害回避原理主義者だったら「やはり沖縄に連れて行かなければよかった」となるのでしょう。とにかくつらい記憶を抑えつけておくように。そうやってぼんやりと生きがいも何も与えず障害者の生活を消化試合にするのですね。そして、その人が持っている資質を社会に役立てようという動きも全部封じてしまう。二次障害を避けない、という私たちのやり方はそれに真っ向から反対するものです。トラウマは処理しましょう。そして出てしまったフラッシュバックは有効利用しましょう。ということでまずは当面のつらさを取る方法を愛甲さんにご相談。こよりさんから愛甲さんにお電話していいということでした。電話でできるトラウマ処理があります、と。そして功を奏したようです。よかった。
あとは私のギョーカイトラウマ同様、活用していけばいいのです。それが「治る」ということです。さっそくこよりさんが書いてくださったこと。それはギョーカイの大スキャンダルでした。佐々木正美先生の奥様が「佐々木家の子育ては失敗でした」と満場のお客様の前でおっしゃったという衝撃の事実です。
でも奥様は勇気がある方だと思います。こよりさんのお話を聞いて、そう認められたのですから。そして「ありのままでいいんだよ」の被害を自分のうちだけにとどめようという志をお持ちだったのでしょう。当たり前です。どこのおうちも佐々木先生のような高収入のお父さんがいるわけではありません。そしてその高収入の一部は、こよりさんからの搾取で成り立っていたのです。
大久保さんのツイートを貼らせていただきます。
=====
親なき後を想うからこそ、親御さん達は子育てに悩み、必死にあなたの話を聞いて、本を読んでいたのに、当のご本人の子育ては、結局、「親なき後のために、お金を貯めておきましょう」
15:43 - 2017年7月9日
=====
今回こよりさんを沖縄にお連れして、最初の日に「講師料はいただけるんでしょうか?」ときかれたときにむっとしました。当たり前のことをきくからです。そして「いや、お金がないかと思って」と言われたときには、なんて出過ぎたことをとまたむっとしました。
でもそれでわかったこと。こよりさんはこれまで佐々木先生とお仕事をしたときでも報酬が生じるとは限らなかった。交通費さえもらえなかったこともあった。リウマチがあり杖を使っていて目の病気のせいで視野に欠けもある。そういう身体で出かけているにもかかわらず、送迎さえ手配されないこともあった。佐々木先生にはそういうこよりさんを自分の送迎者に同乗させるだけの思いやりもなかった。
そんな人の言葉にみんな慰められていたなんて、大笑いです。
そしてそういう無礼な待遇を主催者から受けても「いや、うちお金ないんで」とか言われてきたんでしょうね。そしてそれをハイパーりちぎに受け止め「じゃあ仕方ないな」と思ってきたのでしょう。それが向こうの方便だとも知らずに。だから「今回もお金がないのならもらえないな」と思いながらやってきて、ああいう言葉になってしまったのでしょう。
悪気はないのに他人の建前をそのまま信じて別の他人に失礼なことを言ってしまう。自閉っ子あるあるです。私はむっとした。でも悪いのはこよりさんじゃないですね。こよりさんを無料で無礼に使役してきた佐々木先生とこれまでの主催者です。
じゃあなんでそんな目にあうんでしょうね?
それは環境とご本人、両方に原因があるような気がします。
あ、でもこよりさんは悪くないですよ。一万パーセント悪くないです。
でも「付け込まれる資質」は育ててきてしまった方だとは思いました。
そして今、それを治す道が始まったと思います。
不定期になるかもしれません。
二泊三日でわかったこよりさんの姿を私なりに描いてみます。
プロローグはまず、ギョーカイの大スキャンダルからでした。
佐々木正美先生はありのまま系と
お伺いしましたので此方もありのままに
感想書きます。
(1)佐々木正美先生のお話が終わり、
質問コーナーに移りました。
ご家族の方には佐々木先生は
凄く寄り添い、すすり泣く声が
会場から聞こえて来ました。
当事者の方で1人質問した方が
いました。ご家族の方には随分
寄り添った姿勢でしたが当事者の
質問には随分上から目線だったのが
印象的でした。
(2)佐々木先生を呼んだ団体は
全国規模の発達障害系団体です。
当事者が質問したのが
気に入らなかったのか来年以降、
同法人の講演会に参加した際、
あらかじめ質問を取りまとめる形に
変更になりました。
親御さん、支援者の質問はありましたが
当事者の質問は取り上げられる
事はありませんでした。
「社会の理解ガー」やってるにも
関わらずやってることが矛盾してる
さすがギョーカイ(笑)と思いました。
(3)佐々木先生が来る際、
主催団体に申し込みました。
当事者が申し込んだというだけで
随分上から目線の対応をされ、
不愉快でしたが、更に衝撃的だった
のは、受付でのやり取りです。
当日、当事者数人で行きましたが、
「自閉症の本人さんですよね?
貴方たち。」
と受付で他のお客さんにも
聞こえるように大声で言われました。
これには驚きました。
この中には当時クローズで就職活動を
していた人もいました。
主催団体の社会性のなさにびっくりした
次第だったのでいつか機会があったら
誰かに言おうとした所、今回の騒動。
自分たちだけではなかったんだなーと思ったと同時に怒りを隠せません。