独身者とひとりぼっちな人に世間は冷たい?
なんとなく世間に染みついたイメージや固定概念なのかもしれないが、なんだかなぁと疑問に感じる方もいるのでは。
今回は「教えて!goo」に寄せられた、世間の目に関する質問「結婚できない人と友達がいない人に世間は厳しくないですか?」をご紹介しよう。
相談者さんは「結婚できない人と友達がいない人に世間は厳しい」と述べた上で、「生きづらい世の中だ」と憂いつつ、「結婚していて友達がいるからって、勝ち組とは限らないと思うのですが……」と持論を展開。
■比べない人生を送ろう
この疑問に対し、相談者さんを勇気づける声が多数寄せられた。最初にベストアンサーから見てみよう。
「勝ち組とか負け組とか人それぞれの価値観の違いだと思います。自分の生き方は、他人と比べても意味がない。オンリーワンでいいと思います」(ガメラさん)
完ぺきな回答だと思う。他人の人生と自分のそれとを比べると、自分がうまくいっているときはいいかもしれないが、不調なときはしんどいだけだ。妬みやそねみの感情が生まれてしまう恐れもある。他者と比較する、という習慣は捨てたほうが健全かもしれない。
「勝ち組とは…と言ってる時点で自分を負け組と思ってる感じを受けました。堂々とシングルライフを楽しんでいたらいいのです」(さるちーさん)
そもそも、勝ち組・負け組という発想をなくしたほうがいいだろう。たしかに自分よりいい人生を送っている(ように見える)人はいる。しかし、それを勝ち・負けというものさしに当てはめると、自分が不幸になってしまうだけ。自分は自分、人は人、といった心持ちで過ごしたい。
■自分の中で勝手に序列をつくらないで
さらに、相談者さんを元気づける意見が続く。
「別にいいですよ。他のことでキラキラ輝いてれば」(taka-akiさん)
自分が独身であろうと、友達が少なかろうと、卑下する必要はまったくない。既婚者が独身者より上、友達の多い人が友達の少ない人より上、といった決まりなどないからだ。自分の中で変な序列をつくり、それに自分を当てはめて、わざわざ苦しむ必要なんてないはず。
「そんなことないと思いますよ。自分の気持ちの持ちようでどうにでもなりますから」(慶応さん)
この方のおっしゃるとおり、すべては自分の考え方次第だ。くれぐれもマイナス思考な発想はやめて、「自分は自分の人生を生きている」と堂々と言える状態になってほしいと願う。
オーロラ・スシ(Ikeda Sonoko)