トップ > 中日スポーツ > 中部スポ > 野球 > 記事

ここから本文

【野球】

栄徳・西村2戦連続3安打! 6回適時二塁打でコールド勝ち決めた

2019年7月10日 紙面から

昭和戦の6回に適時二塁打を放ち、コールド勝利を決めた栄徳の西村=愛知県春日井市の春日井市民球場で(麻生和男撮影)

写真

 勝利を決めたのは、やはり、この男だ。9-0の6回2死一、三塁。栄徳の1番・西村進之介外野手(3年)が、打者一巡で回ってきたこの回2度目の打席で、中越えの適時二塁打。コールドで3回戦進出を決めた。

 初回に3点を先制したが、2回以降は攻めあぐねた。西村は「2、3回に点を取れれば、楽な展開になった。満足できない」と厳しい表情を見せたが、自身は1回戦の成章戦から2試合連続3安打。主将らしく、結果でチームを引っ張った。

 昨年末には愛知県選抜の一員として、豪州遠征に参加した。今秋ドラフト候補の東邦・石川らチームメートや、現地のプロ予備軍などとの試合から、多くを学んだ。

 「ウチのチームは試合前のアップをきっちりやるけど、石川君や(愛工大名電の)堀内君は、いい意味で余裕を持ってやっていた」。強豪校の選手の準備、入り方を参考に、試合に臨んでいる。

 チームは2年前の夏に決勝進出。西村も出場していた昨夏は、3回戦止まりだった。「過去2年と比べて、今年が一番弱い。打力が圧倒的に足りない」と認めるが、機動力を絡めた攻撃を練習試合で磨いてきた。さらに上を目指して、次戦も打線をけん引する。 (麻生和男)

◇愛知大会▽2回戦(春日井市民)

昭和 000000―0

栄徳 300007―10

(6回コールドゲーム)

(昭)城、籔、滝本、●方-矢崎、城

(栄)奥村-猪熊

※●は土に点

 

 ▽1回戦

半田 8-1 守山

 ▽2回戦

日本福祉大付 7-3 豊橋商

愛知産大三河 4-0 清林館

山田 10-7 新城東高作手

刈谷 4-3 東郷

長久手 4-2 一宮南

愛知総合工科 3-2 杜若

豊橋西 7-0 稲沢

名古屋工芸 10-0 春日井商

福江 7-0 稲沢東

国府 6-1 名古屋大谷

犬山 5-2 岩津

半田東 11-1 日進

刈谷北 6-3 豊野

名古屋工 2-0 知立東

日進西 3-0 知立

栄徳 10-0 昭和

愛知産大工 7-0 一宮

 

この記事を印刷する

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ