セタシジミ
琵琶湖特産のセタシジミ
冬季に増す、ふっくらコクのある味わい
セタシジミは琵琶湖だけに生息する固有種で、琵琶湖の浅瀬から水深10数mにかけて生息しています。汽水域に棲むヤマトシジミなどに比べ、殻が厚く、身にコクがあり、「寒シジミ」と呼ばれる冬季には、身が肥え、最もおいしくなります。
昭和40年頃まで、琵琶湖には多くのセタシジミが生息しており、暮らしの中でも、セタシジミの味噌汁、しぐれ煮、シジミ飯が日常的に食べられ、庶民の味として親しまれていました。
現在、セタシジミは貴重なものとなっていますが、漁獲時期である12月~4月には、県内の小売店やスーパーで見かけることができます。
| 主な漁獲の時期 | 12月~4月 |
|---|---|
| 旬の時期 | 1月~4月 |
| お問い合わせ | 滋賀県漁業協同組合連合会(電話:077-524-2418) |