2017年の兵庫県知事選に立候補したコラムニストの勝谷誠彦(かつや・まさひこ)氏が28日午前1時48分、肝不全のため尼崎市の病院で死去した。57歳。尼崎市出身。自宅は尼崎市七松町2の17の21。通夜は28日午後7時から、葬儀・告別式は29日午後1時から、いずれも尼崎市西長洲町3の7の7、阪神平安祭典会館で。喪主は弟友宏(ともひろ)氏。
灘中、灘高、早稲田大を卒業後、週刊誌記者を経てコラムニストに。テレビ、ラジオの情報番組でコメンテーターを務め、辛口の発言で知られた。さぬきうどん店も経営していた。
17年7月の兵庫県知事選に無所属で立候補したが落選。5選を果たした現職井戸敏三氏の多選批判を展開して約64万7000票を獲得し、インターネットの会員制交流サイト(SNS)の利用者も意識した選挙戦を展開して注目された。
1999年からネット上に時事批評の日記コラムを一日も休まず発表してきたが、8月下旬、重症アルコール性肝炎で入院し、いったん途絶えた。10月上旬の退院後も療養生活を続け、周囲には「日記だけは続けたい」と語っていたといい、今月23日の発表分が最後の配信となった。
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