山鉾町の各会所では粽(ちまき)のほか、絵柄の異なる手ぬぐいやお守りなど、多様な授与品が用意されている。個性豊かな限定グッズを集めてまわろう。
宵山期間中のみ、山鉾町の会所で特別に御朱印がいただける。山鉾を一つひとつ鑑賞しながら朱印を集めてみては。
※志納金が必要な場合あり。
太子山の胴懸2枚が2018年、243年ぶりに新調された。技術の高いベトナム刺繍を用い、金色のクジャクや花々が、色彩豊かに表現されている。
7月16日の21時頃から深夜にかけ、お囃子(はやし)のある山鉾の囃子方が、巡行の好天を祈り、囃子を奉納する。祇園囃子の音色を、堪能しよう。
今年1150年を迎える祇園祭。
 					7月1日にはじまり、1カ月を通して京都の街ではさまざまな神事が繰り広げられている。
 					特別に奉納される「鷺舞神事」など、記念すべき今年の祭りを深く楽しもう。
※吉符入、山鉾建て、鉾曳初め、山舁初めなどの行事日程は、山鉾町により異なります。
 						※屏風祭の日程は、各家(企業)により異なります。
祇園祭ではじめの神事。7月1日から、各山鉾町で祇園祭の無事を祈願する。あわせて、祇園囃子の練習なども行われる。
山鉾巡行の順番を決める行事。京都市長立会いのもと行われる。巡行の先頭を行く「くじ取らず」の長刀鉾に続く山は「山一番」と呼ばれ、縁起がよく名誉なこととされている。
7月10日を過ぎると、通りのあちこちで山鉾を建てる様子が見学できる。組み立ては、釘を一本も使わない「縄がらみ」という技法で行われる。山鉾が問題なく動くか確かめる、鉾曳(ひき)初め・山舁(かき)初めにも注目。
神輿を迎えるため、多くの提灯をたてた約500名の行列が、祇園囃子を奏でながら通りを巡行する。
駒形提灯に明かりが灯ると、辺りは祭りムード一色に。通りには露店が軒を連ね、各山鉾町では粽をはじめとした縁起物が授与される。鉾によっては授与品の購入で鉾に上れることも。復興を目指している鷹山の会所では、現存する懸装品や御神体を鑑賞しよう。
山鉾巡行は神輿が八坂神社に渡御する前の、露払いをするためのもの。「動く美術館」とも称される、豪奢(ごうしゃ)な装飾の23基の山鉾が京の街を巡行する。長刀鉾による「注連縄切り」はもちろん、昨年胴懸(どうかけ)を新調したばかりの太子山も大きな見どころ。
八坂神社の御祭神を乗せた3基の神輿が八坂神社を出発し、「ほいっと、ほいっと」という掛声の中、氏子地域を巡行。一行は夜遅くに四条寺町の御旅所に到着する。八坂神社の石段下や交差点では、勇ましい「差し上げ」「差し回し」に注目を。
後祭の宵山は、露店もなくしっとりと落ち着いた雰囲気。山鉾巡行では、還幸祭に向け、後祭の山鉾が通りの露払いを行う。今年は、長年居祭での参加だった鷹山が、唐櫃で巡行に復帰する。巡行ルートは前祭と反対回りになるので注意。
前祭と後祭の山鉾巡行が1日に統合されていた時代に、後祭に代わって行われていた神事。後祭が復活した現在も山鉾巡行と同日に行われている。総勢1,000人もの華やかな行列は八坂神社を出発し、周囲を巡行。八坂神社に戻った後は、獅子舞などの芸能を奉納する。
神輿が御旅所を出発し、通りを巡行しながら八坂神社を目指す。深夜、八坂神社では御祭神の御神霊を社にお還しする遷霊式が静かに執り行われる。
八坂神社で大きな茅の輪をくぐり、無病息災を祈る。京都の各地で見られる夏越祭は、八坂神社の御祭神・素戔嗚尊の逸話に由来している。
祇園祭といえば、大きな山鉾が次々と動く山鉾巡行を思い浮かべる人が多いかもしれない。しかし祭り本来の目的は、八坂神社の御祭神が神輿に乗って氏子地域を渡御すること。山鉾巡行は、神輿が渡御する前に、通りを露払いするために行われている。
山鉾巡行は、神幸祭と還幸祭にあわせ、2回行われる。前祭は神様が御旅所に渡御するための露払い、後祭はお還りになるための露払いだ。一日に統合された時期もあったが、現在は伝統的な姿で開催されている。
三基ある神輿には、それぞれの御祭神が祀られている。
中御座(なかござ)六角の屋根に鳳凰を掲げた神輿。主祭神・素戔嗚尊(スサノヲノミコト)を祀(まつ)る。
東御座(ひがしござ)四角形の屋根。素戔嗚尊の妻・櫛稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)を祀る。
西御座(にしござ)八角形の屋根。素戔鳴尊の8人の子ども・八柱御子神(ヤハシラノミコガミ)を祀る。
 = 臨時列車
 	 赤字 = 特急 停車駅:烏丸・桂・長岡天神・高槻市・茨木市・淡路・十三
 	 橙字 = 快速急行 停車駅:烏丸・大宮・西院・桂・長岡天神・高槻市・茨木市・淡路・十三
 	 青字 = 快速 停車駅:烏丸・大宮・西院・桂・長岡天神・高槻市・茨木市・南茨木・上新庄・淡路・南方・十三
 	 黒 字 = 普通 停車駅:各駅にとまります
▼印 = 桂であとの特急・快速急行・快速の接続待ちをします。
 	 ▼印 = 長岡天神であとの特急・快速急行・快速の接続待ちをします。
 	 ★印 = 7両編成(他の列車は8両編成です)
 	 桂印 = 桂ゆき/高印 = 高槻市ゆき/長印 = 長岡天神ゆき/正印 = 正雀ゆき/無印 = 梅田ゆき
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