【ロンドン原田公樹】サッカーのスペイン1部リーグの名門バルセロナ(以降バルサ)の日本代表MF安部裕葵(ひろき、20)=J1鹿島=獲得に向けた交渉が大詰めを迎えている。スペイン紙ムンド・デポルティボが7日、移籍金110万ユーロ(約1億3000万円)、契約期間3年+2年の契約延長オプション付きで合意に近づいていると報じた。
     安部は当面、2軍相当で同国2部リーグB(3部リーグ)に加盟するバルセロナBでプレーするが、今月下旬のバルサの日本ツアー「楽天カップ」に帯同する予定だという。バルサは23日にチェルシー(埼スタ)、27日にJ1神戸(ノエスタ)と対戦する。
     安部は今週中にバルセロナ入りして移籍手続きを済ませ、14日のチーム始動日に合流するとみられている。