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【野球】

愛工大名電11点差コールド発進 牛島が自画自賛!高校通算35号

2019年7月8日 紙面から

4回に3ランを放った愛工大名電の牛島凜人外野手(右)=名古屋市熱田区の熱田愛知時計120スタジアムで(麻生和男撮影)

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 全国で19大会が行われ、中部地方では静岡と滋賀が開幕。愛知では昨夏の西愛知代表、愛工大名電が春日井工に11-0で5回コールド勝ちし、2年連続の甲子園出場へ大勝発進した。

 打った瞬間に確信した。2点リードの4回。2点を追加し、なお2死二、三塁の好機で、愛工大名電の4番・牛島凜人(りんどう)外野手(3年)が春日井工の先発・山田樹の初球を振り抜いた。打球は大きな弧を描いて左翼フェンスを越えた。「長打で返そうと思った。狙っていた」。高校通算35本目となる3ランを自画自賛した。

 2年連続の甲子園出場を狙う今夏、15安打11得点で5回コールド発進した。昨夏の甲子園メンバー6人がスタメンに名を連ね、強力打線は今年も健在。堀内、稲生とともに引っ張るのが昨年も4番を打った牛島だ。

 今春センバツで、同県の東邦が優勝したことは大きな刺激になっている。特に今秋ドラフト上位候補である東邦・石川にはライバル心を燃やす。「負けたくないと去年の夏から思っている。今でも負けていない」

 次戦の相手はシード校の中部大第一。県内屈指の好右腕・磯貝を擁し、今春の県大会で優勝した難敵だ。「超攻撃野球でいく」。好投手を攻略し、さらなる勢いに乗るつもりだ。 (麻生和男)

 ▽2回戦(熱田愛知時計120スタジアム)

愛工大名電 10154―11

春日井工 00000―0

 (5回コールドゲーム)

(愛)森、小野、大谷-野崎、二村

(春)山田樹-西村

本塁打 牛島、尾藤(愛)

 

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