短編集 アインズの召喚   作:大三元
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ナザリックと悪魔

 

 

 

その日アインズは蝋人形になった―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事の発端はアインズがギルドメンバーの事を思い出した事だった、思い出した事は昔流行った音楽について、これだけなら何時もの雑談で終わる記憶に残るようなものではなかったが誰かが言った1組のヘビィメタルバンドのせいで思い出に残る程の出来事になった。

 

やれ設定がどうだの今も皆は生きているだのそのバンドを知っている者達は言いたい放題言い始めた、1世紀も前のバンドなので知っている方が凄いのかこの時代まで名を刻んでるのが凄いのかよくわからないがアインズもそんなバンドが在ったのかと調べる事にしたのだ。

 

この時のアインズはパンドラズ・アクターを作成している所謂中二病全開時期だったのが良かったのか悪かったのかのめり込んでしまう。

 

そこまでなら昔の出来事で終わることが出来た、しかし本当に運が良いのか悪いのかそのバンドのあるメンバーの死去1世紀記念のコラボが開催された。

 

コラボ内容は特定のエリアの特定の悪魔モンスターを倒し、イベント専用ドロップアイテムを集めてガチャを回すと言うものだがそこはユグドラシル、リアルマネーでも回せる仕様だった、なぜなら開催期間が1日という短さなのだから。

 

そして手に入るアイテムの中で一番の当たりアイテムはそのバンドのボーカルのなりきりセット、このバンドに熱中していたアインズはその時の持ち金をすべて突っ込んでしまった、後にユグドラシルで2番目にリアルマネーを使ったと本人が言ったとか言わなかったとか。

 

その甲斐あって何とかアイテムをゲットしたのだが結局誰にも見られる事の無い場所で一人楽しく使用したのみだった。

 

 

 

その事の顛末を思い出し懐かしいやら恥ずかしいやらの感情がこみ上げてくる、それと同時にあのアイテムを何処にしまったのか思い出せずモヤモヤした。

 

アインズは記憶を頼りにそのアイテムを探す事にしたのだが自室にも宝物殿にも無い、本当に何処にやったのか思い出せない、奪われたり売り払ったりはしていないのは確かなのだが本当に何処にもない。

 

うろうろとナザリック内を徘徊している時思い出した、あのアイテムは確か悪魔繋がりでウルベルトに譲ったのだった。

 

アイテムを貰ったウルベルトは大層喜んだとか、そしてその時の会話もアインズは思い出した。

 

「モモンガさんありがとうございます、これをデミウルゴスの衣装の一つに加えますよ」

 

そしてアインズはデミウルゴスに会うため探すのだがどこにもいない、仕方がないので守護者統括のアルベドなら知っているかもしれないとあまり会いたくはないが会いに行く事に。

 

そしてアインズは気づく、今日一日アルベドに会っていない事を、いつもなら四六時中側に居るはずなのに…

 

そんな事を思いながらもアルベドが居るであろう部屋に入るとそこには動かなくなったアルベドと例のアイテムを装備したデミウルゴスが居た。

 

その姿は魔王然とした衣装に顔には独特なメイクを施した何処となくデミウルゴスの面影が見える程度のあのバンドのボーカルの姿だった、そしてそのデミウルゴスがアインズに気付き扉の方に体を向けとてもいい声で言葉を発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フハハハハハッ! お前も蝋人形にしてやろうか!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アインズはデミウルゴスがこちらに振り向き指を翳した所までは記憶があったのだがその先からの事はアインズは知る事は無かった―――

 

 

 




聖飢魔IIのデーモン小暮閣下(デーモン小暮)(デーモン閣下)のステージ衣装とメイクです。


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