性格は、みんな違います。話好きの人も入れば、内気で口下手な人もいます。組織のすべての人が話がうまく、外向的なわけではありません。組織にはいろいろなタイプの人が集まり、集団を作っているのです。
職場の状況が女性3人だけというのは、内気なルル・オン・ザ・ブリッジさんでなくても難しかったかもしれません。2人がペアになると仲間意識が生まれ、ますます入り込んでいけない状況ができ上がってしまうからです。うまくいかないときは、何をやっても空回りしてしまいます。人間関係がうまくいかないときは、仕事や電話の応対もうまくいきません。
電話の応対では、職場での応対についてのルールを把握し、相手の言葉を反復すること、わからないことは曖昧に答えず確認すること、伝言は必ず該当者に伝えるという点を注意するだけで、だいぶ変わります。あまり悲観的にならず、新しい環境を探すことが大切だと思います。
今後、同じ繰り返しをしないためにも、仕事の面で誰にも負けないスキルを身につけることを考えてみてください。内気な人だけど、仕事面では信頼でき、きちんと遂行するという認識を持たれるようにしたいものです。ルル・オン・ザ・ブリッジさんが興味のあること、得意なことでかまいませんから、事務の仕事の中で「強み」の部分をさらに向上させるようにしてください。短所を改善しようとしても、なかなかうまくいきません。むしろ長所を伸ばすことを考えるべきです。事務の仕事が、やりたい仕事ならば、なぜ事務がいいのか、今後どのような仕事をしていきたいのか、目標についても考えてみてください。
人はお互い鏡ですから、内気で話をしないタイプだと、相手も声をかけにくいものです。新しい環境では、同じ職場の人に小さな勇気を持って、ルル・オン・ザ・ブリッジさんから話しかけるようにしてみてください。
回答者:キャリアアドバイザー 谷所健一郎